デンマーク実習の報告 3日目
生命圏環境科学科の桑田と内藤です。
デンマーク実習3日目は、午前中に南デンマーク大学のエスビヤキャンパスに訪問し、社会科学部のYingkui Yang先生の講義を受けました。Yingkui Yang先生の講義では、気候変動政策やエネルギーに関する内容を学びました。先生は研究に基づいた教育を重視されており、人口変動に対応するために、今後20年間でデンマークの教育制度を変える必要があると強調されていました。また、再生可能エネルギーのシェア比率が75%以上になると、エネルギーを多様に組み合わせることが重要になります。洋上風力発電の社会的需要が高まっている一方で、「自宅の近くには建ててほしくない」という声も多いことを学びました。住民が設置を嫌がる理由には、騒音といった技術的な課題、観光業などへの影響による経済的な懸念、補償の不公平感といったコミュニティの問題、生態系への影響などが挙げられます。これらを解決するためには、経済的補償や地域インフラの整備、早い段階での住民参加、地域スポーツなどの支援、さらには人々が事業収益に参加できる仕組みが求められるそうです。また、講義の中で最も印象的だったのは「税」に関する話です。デンマーク語で税は「skat」といい、給料の約40%を税金として納める一方で、大学の学費が無料になるなど福利厚生が非常に充実しています。そのため、孫や子どもを愛情を込めて「skat(宝物)」と呼ぶこともあるそうです。
デンマーク実習3日目は、午前中に南デンマーク大学のエスビヤキャンパスに訪問し、社会科学部のYingkui Yang先生の講義を受けました。Yingkui Yang先生の講義では、気候変動政策やエネルギーに関する内容を学びました。先生は研究に基づいた教育を重視されており、人口変動に対応するために、今後20年間でデンマークの教育制度を変える必要があると強調されていました。また、再生可能エネルギーのシェア比率が75%以上になると、エネルギーを多様に組み合わせることが重要になります。洋上風力発電の社会的需要が高まっている一方で、「自宅の近くには建ててほしくない」という声も多いことを学びました。住民が設置を嫌がる理由には、騒音といった技術的な課題、観光業などへの影響による経済的な懸念、補償の不公平感といったコミュニティの問題、生態系への影響などが挙げられます。これらを解決するためには、経済的補償や地域インフラの整備、早い段階での住民参加、地域スポーツなどの支援、さらには人々が事業収益に参加できる仕組みが求められるそうです。また、講義の中で最も印象的だったのは「税」に関する話です。デンマーク語で税は「skat」といい、給料の約40%を税金として納める一方で、大学の学費が無料になるなど福利厚生が非常に充実しています。そのため、孫や子どもを愛情を込めて「skat(宝物)」と呼ぶこともあるそうです。
写真:Yingkui Yang先生の講義を受けている様子
お昼には、用意していただいたひまわりの種入りパンにバターを塗り、チーズやサラミを挟んだサンドイッチとフルーツをいただきました。デンマークのフルーツはどれも甘くて、とても驚きました!
お昼には、用意していただいたひまわりの種入りパンにバターを塗り、チーズやサラミを挟んだサンドイッチとフルーツをいただきました。デンマークのフルーツはどれも甘くて、とても驚きました!
写真:昼食にいただいたパンとフルーツ(左)と食事中の様子(右)
Yingkui Yang先生に見送られ、私たちはエスビヤ港に向かいました。エスビヤ港の職員の方からは、港が行っている事業や成果、今後の展望についてお聞きしました。エスビヤ港(Port of Esbjerg)は、デンマーク西岸に位置し、欧州最大級の洋上風力輸出拠点として知られています。現在、年間約1,500 MW分の洋上風力設備が出荷され、6,000隻以上の船が寄港し、年間約430万〜450万トンの貨物を取り扱っています 。港内には複数の機能をもつエリアに分かれており、再生可能エネルギー関連施設や物流ゾーンが整備されています。マーデ地区には2024年完成のグリーン水素生産施設があり、洋上風力由来の電力で水を分解して水素を生成しています 。さらに、プロジェクト「Greensand」によるCO₂ターミナル建設も進められており、欧州初のCO₂回収・輸送・貯留(CCS)完全チェーンの構築が進んでいるそうです。これは、エスビヤ港が「Multimodal and Green energy hub」として成長している証だと、強調していました。2024年には史上最高の収益を記録し、雇用者も増加しています。職員の方のお話を聞いた後、港に移動し、巨大なタービンなどを見学しました。すごく広くて、圧倒されました!
Yingkui Yang先生に見送られ、私たちはエスビヤ港に向かいました。エスビヤ港の職員の方からは、港が行っている事業や成果、今後の展望についてお聞きしました。エスビヤ港(Port of Esbjerg)は、デンマーク西岸に位置し、欧州最大級の洋上風力輸出拠点として知られています。現在、年間約1,500 MW分の洋上風力設備が出荷され、6,000隻以上の船が寄港し、年間約430万〜450万トンの貨物を取り扱っています 。港内には複数の機能をもつエリアに分かれており、再生可能エネルギー関連施設や物流ゾーンが整備されています。マーデ地区には2024年完成のグリーン水素生産施設があり、洋上風力由来の電力で水を分解して水素を生成しています 。さらに、プロジェクト「Greensand」によるCO₂ターミナル建設も進められており、欧州初のCO₂回収・輸送・貯留(CCS)完全チェーンの構築が進んでいるそうです。これは、エスビヤ港が「Multimodal and Green energy hub」として成長している証だと、強調していました。2024年には史上最高の収益を記録し、雇用者も増加しています。職員の方のお話を聞いた後、港に移動し、巨大なタービンなどを見学しました。すごく広くて、圧倒されました!
写真:バスの中から見た洋上風力発電の部品(左)とそびえ立つ風車(中)、洋上風力発電の部品を載せた船と私たち(右)
エスビヤ港を去り、先日南デンマーク大学のMartin先生の講義でお話していたStige Øに向かいました。大量の廃棄物が埋め立てられていたとは思えないような自然が広がっていました。
エスビヤ港を去り、先日南デンマーク大学のMartin先生の講義でお話していたStige Øに向かいました。大量の廃棄物が埋め立てられていたとは思えないような自然が広がっていました。
写真:広大なStige Øに流れる川(左)と私たち(右)
オーデンセに戻り、夜ご飯はみんなでベトナム料理のお店でご飯を食べました。私はフォーを選びましたが、パクチーの独特な風味がスープの味とマッチしてとても美味しかったです。友達が食べていたカレーも、程よい辛さですごく美味しかったです。
オーデンセに戻り、夜ご飯はみんなでベトナム料理のお店でご飯を食べました。私はフォーを選びましたが、パクチーの独特な風味がスープの味とマッチしてとても美味しかったです。友達が食べていたカレーも、程よい辛さですごく美味しかったです。
写真:ベトナム料理のお店での食事の様子
3日目は、聞いて学んだことを実際に見ることで、より学びが深まった1日でした!
たくさん歩いて頭も使ったので、ゆっくり休んで明日に備えようと思います!
3日目は、聞いて学んだことを実際に見ることで、より学びが深まった1日でした!
たくさん歩いて頭も使ったので、ゆっくり休んで明日に備えようと思います!



