理学部生命圏環境科学科

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「平成19年度パテントコンテスト」に学生が選ばれました!

きっかけは・・・

 最初は、学生達が講義後の時間に教室の隅で、自分たちの発明のアイデアを持ち寄り、話し合っていたのがきっかけでした。そしてこうした集まりは、しばらくしてその講義を受け持つ鈴木実教授の知るところとなりました。鈴木教授は、本学着任前には企業研究所に在籍しており、主に廃棄物工学、衝撃波工学などの先進的な技術開発に携わってきました。これらに関する発明の特許を何と250以上も取得しており、その中には名だたる賞の受賞のきっかけとなった特許もあります。

時代が求める! 環境分野の特許

 今や地球温暖化問題に対応するための新エネルギーに関する技術や省エネ技術、あるいは鈴木教授のような廃棄物工学や衝撃波工学など、環境保全に関する技術開発とそれに関する特許の取得は企業にとっても重要な戦略となっています。特許庁でも、平成18年に閣議決定された第3期科学技術基本計画において重点推進分野の一つとして、情報通信やナノテクノロジーなどと並んで、環境やエネルギーを挙げています。

「平成19年度パテントコンテスト」

 別の講義の中でこれらの特許について取り上げたこともある鈴木教授は、学生達にそのアイデアをもとにしてコンクールに参加することを勧めました。そのコンクールとは、文部科学省・特許庁・日本弁理士会主催の「平成19年度パテントコンテスト」です。これは、高校生、高等専門学校生及び大学生の知的財産マインドを育てると共に、知的財産権制度の理解を促進することを目的に開催されています。そして、優れた発明に対しては実際に特許出願が可能になるのです。

パテントコンテストへのチャレンジ

 学生達は鈴木教授の話を伺い、「私たちも世の中の役に立つ特許をとってみたい…」といった考えを持つようになり、そして本学科2年生を中心とした7人の学生達のチャレンジが始まったのです。学生達は夏休みを利用して、特許の取得方法、実際に取得されている特許の実例、特許に関する法令などなど、ゼミ形式で鈴木教授から多くのことを学びました。

チャンスをつかんだ二人

 学生達は文字通り夏休みを返上し、勉強や議論に熱を入れていきました。鈴木教授もその熱意に応え、様々なアドバイスを与えていきました。7人は、検討に検討を重ね、合計で8件もの特許を提案し、その中で、荒巻淑恵さんと亀澤奈央さんの2人が共同で提案した「害虫捕獲器」が見事に大学生部門の特許支援対象者として選定されました。これにより、2人が提案した特許案には、今後審査や登録にかかる費用が主催者により全額負担され、また弁理士等のアドバイスを無料で受けることが出来ることになりました。2人は文字通りの「チャンス」をつかんだのです。
 「教室の隅っこでの話し合い」が特許取得への道を広げることになった2人はこのチャンスを振り返り、「選定されたのを知ったときは驚きましたが、努力が形になったものだと思います。しかし、まだ特許が成立したわけではないので気が抜けません。」と述べています。

これからの展開に期待

 担当した鈴木教授によると、「今後ともこの取り組みを続けることで多くの学生が特許に興味を持ち、荒巻さんと亀澤さんに続く人達がどんどん現れて欲しい。既に来年を目指して準備を始めている学生もいます。」と話しています。あなたも「特許取得」に挑戦してみませんか!?
 なお、この記事は特許研究会に参加している学生が執筆しました。

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