臨床検査技師課程では４学科（化学科、生物学科、生物分子科学科、生命圏環境科学科）から毎年、課程に配属された新３年生に対し２年間にわたり、臨床検査技師国家試験受験資格科目（資格申請科目）を履修させます。この履修を通じて、臨床検査技師に必要な基本的知識、科学的思考と技術を修得した後、主に本学付属の3つの医療センターで臨地実習を行い、臨床検査技師の実際の職務と使命、責務を理解させるカリキュラムとしています。また、本学５学部（医学部・薬学部・理学部・看護学部・健康科学部）の特徴を活かした学部横断的な共通教育として「生命倫理シンポジウム」、「チーム医療演習」を開講しており、他学部学生との協働学習を行っています。これらにより、他職種の理解と正しい倫理感をもってチーム医療に参画できる医療人としての臨床検査技師育成を目指しています。