理学部は、大学の教員組織編制の方針および学部の目的・方針に基づき、以下の点に留意して教員組織を編制する。

１．教員数
　大学設置基準等の関連法令により定められた基準に基づき、理学部の目的・方針に沿った各学科の学位プログラム、教職課程および臨床検査技師課程の教育、研究、学生支援、組織運営の実践に必要とされる適切な数の専任教員および基幹教員を配置する。

２．構成
　教育研究上の目的、三つのポリシーおよびそれらに基づいて制定された各種方針に則した教育指導、研究、学生指導、組織運営、社会貢献の各活動に対して、学術の専門分野、職階、年齢、性別等、属性に著しい偏りがないように、教員間で連携・分担して役割を果たす教員で構成する。
　学科等には「東邦大学理学部組織運営規程」に定めた専門分野の教室、部門、および研究室を置く。

３．科目担当
　科目適合性に基づき、専門性と職階に配慮しながら、講義、演習、実習、卒業研究指導の各科目担当に、著しい偏りが生じないように科目担当者を配置する。教育上主要と認める科目は、原則として基幹教員が担当する。主要科目以外の科目についてはなるべく基幹教員・専任教員が担当する。

４．人事等
　教員の募集は原則公募とする。教員の任用・昇任にあたっては、関連法令および関連する学内諸規程・諸規則に基づき、公正性、透明性に配慮して実施する。

５．教員の資質の向上
　全学のFD、SDに加えて、教育、学生指導、研究活動の資質向上に資するFD、SDをはじめとした必要な取り組みを企画・実施するとともに、教育・研究の内容・方法等の継続的な改善を勧奨する。