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海外体験プログラムⅢ/環境科学野外実習Ⅰ(海外)2019年度報告

海外体験プログラムⅢ/環境科学野外実習Ⅰ(海外)
2019年度報告

 理学部学生10名は、9月1日より9月12日まで、大学間交流協定を締結しているタイのコンケン大学とカセサート大学において海外実習を行いました。
 実習では、水産学部の海洋生態学の先生と教育学部の理科教育の先生の講義と実習を受け、教育学部の理科教育と日本語教育を専攻する学生とのグループディスカッションを行い、地域産業、タイの学校教育、理学部の研究室と実習室、博物館、日本とタイの歴史を学ぶ見学をしました。また教職課程の履修学生は、タイの大学生とともにタイの小学校での授業実習も行いました。実習では、引率教員がタイの大学生と東邦大学の学生が一緒にできる実習や講義を行っているため、東邦大学の学生が学ぶ機会であるとともに、タイの大学生にも学んでもらう機会となっています。
 2年目となる今年は、昨年タイから日本に実習に来た学生を中心に、とても親切に対応してもらうことができました。日中の実習時間のみならず、タイの伝統楽器のサークルで楽器を習ったり、夕食にタイの学生と一緒に行くなど、実習の時間外まで学生間の親密な交流ができ、お互いに海外の友人を作る貴重な機会になったようです。
実習は、教職科目、生命圏環境科学科科目、教養科目の単位取得と対応し全理学部生が参加できます。今年は、基準を満たした5名の学生は、日本学生支援機構の奨学金により費用軽減ができました。今後も学生の経済的な支援も用意し、継続的に国際交流活動ができる実習としたいと思っています。
水産学部での実習の様子          教育学部での実習の様子          小学校での実習の様子