2018年度報告

2018年度報告

 2018年より、大学間交流協定を締結しているタイのカセサート大学とコンケン大学で行っています。実習では、理学部学生がタイの教育と文化、地域産業を学ぶことを目的としています。
 教育と文化については、双方の学生がそれぞれの教育や文化について発表し意見交換し、また、タイの学生が地域特有の踊りを披露する中、本学の学生は日本の盆踊りを紹介し、最後は両国の学生全員で踊り食事も共にして交流しました。タイの地域産業については、コンケン郊外でのシルク作りを体験し、近年欧米でも注目されているコオロギ養殖の様子も学びました。
 実習は、教職科目の「総合演習Ⅴ」、生命圏環境科学科科目の「環境科学野外実習Ⅰ(海外)」、教養科目「海外体験プログラムⅢ」のいずれかの科目の単位取得と対応しているため、教職科目の履修者はタイの小学校での授業実習、生命圏環境科学科科目の履修者は、カセサート大学の臨海実習施設や海岸のマングローブ保護区を訪問する実習を行い、学生の興味や専攻に合わせた科目に対応した内容も含めています。