理学部

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学部の特色・目的

本理学部は理学の理論と応用とを教授し且つ研究し併せて教養教育科目を学ばしめることを目的とする。

人材の養成に関する目的・教育研究上の目的

 教育については、自然・生命・人間を探究する過程を通して、社会に貢献する「科学人」を育てることを目的とする。科学人の基礎的な要件は次の点に要約される。
1.十分な知識・技能と、科学的な探究心・思考力・批判力をもつ。
 専門分野における十分な基礎知識・技能と、関連する分野における概括的な知識・技能をもつ。
 科学的な推論を行う能力、科学的な手法で実験・実証をする能力、問題の科学的な分析を試みる態度をもつ。
2.主体的に学ぶ力をもつ。
 問題を多角的に把握し、問題解決に必要な知識・技能を同定し、不足する知識・技能を自覚し、自ら獲得できる
 力をもつ。
3.他者と協力して課題を解決する力をもつ。
 チーム・仲間と協働して解決する能力をもつ。
 コミュニケーション能力・リーダーシップ、外国語を含む文章の読み書き能力、協働して解決する態度、多様性
 を受け入れる態度をもつ。
 社会と協調し、科学の役割を理解し、社会に対して責任を果たす態度をもつ。
 科学的倫理をわきまえていること、自然に対する畏敬の念・生命の尊重・人間としての謙虚な心をもつ。

 研究については、理学部を構成する各専門分野の立場から理学の理論と応用を研究し、科学者・技術者からの視点で社会の発展に貢献することを目指す。

学生と教員の"対話"を通して科学の視点で考える力を養う

 理学部6学科では各分野の基礎から応用までを講義・演習・実験実習を通してバランス良く指導します。研究室を中心に教員と学生が深く関わりながら教育・研究を進め、問題解決能力を養っていくところが大きな特徴です。また、本学医学部や薬学部、外部研究機関との連携による教育・研究にも積極的に取り組んでいます。

修得すべき知識と能力・教育の魅力

基礎から応用に対応した学科編成

基礎から応用に対応した学科編成

 自然科学は自然現象を探求する学問ですが、今やその領域はさまざまに分化しています。数学、物理学、化学、生物学などの基礎的な学問分野だけでなく、その枠組みを越えて相互に影響を与え合うことで生まれた学際的な学問分野が大きな注目を集めています。理学部ではこのような状況に対応して、基礎的な自然科学を対象とする化学科、生物学科、物理学科の3学科と、より応用に近い分野を対象とする生物分子科学科、情報科学科、生命圏環境科学科の3学科を設置しています。自然科学の土台を支えながら、最先端分野の発展に貢献する人材の育成を実践しています。

充実した教員陣による親身な指導

 理学部は伝統的に学生と教員が深い信頼関係を築いています。親密なコミュニケーションをとれる雰囲気の中で学習・研究に取り組めるので、学生は効果的に知識や技術を身につけることができます。特に、卒業研究で配属される研究室では担当教員と接する機会も多く、自然科学に対する考え方や研究に取り組む姿勢を肌で感じることができます。また、教員も知識・技術を教えるだけではなく、学生が自分たちで考え、進んで問題解決にチャレンジできるように、学生一人ひとりの個性や自主性を尊重し指導しています。

他学部・外部研究機関との積極的な連携

 現在の自然科学はさまざまな学問領域が融合することで急速な発展を遂げています。そのため、理学部では基礎科学の分野だけでなく、環境科学、物質科学、エレクトロニクス、バイオテクノロジー、医学、薬学など他の学問分野と連携した教育・研究も手がけています。特に、自然科学系総合大学である利点を生かし、医学部・薬学部・看護学部との共同研究などを積極的に行っていることは大きな特色となっています。外部の教育・研究機関との連携もあり、学生は最先端分野の研究に触れることができます。

最先端の研究に対応した設備環境を実現

最先端の研究に対応した設備環境を実現

 自然科学の分野において実験や演習・実習に使用する施設・設備・機器の充実は欠かせません。理学部では各学科における最先端の研究テーマを扱えるように最新の設備や機器を導入し、十分に学習・研究に取り組める環境を整えています。各学科には第一線で活躍する研究者や技術者が使用するような高機能の機器も数多く設置され、他大学や企業、研究機関と比較しても有数のハイレベルな研究環境を実現しています。これには、学生が卒業後、就職先で使われている最新の機器などにスムーズに対応できるというメリットもあります。

各学科の人材の養成に関する目的・教育研究上の目的

化学科

 化学を通して自然・生命・人間を探究することにより、自然に対する畏敬の念をもち、自然現象を化学の言葉で語ることができ、かつ持続性のある社会の構築に貢献する科学人を育てる。無機化学、分析化学、有機化学、物理化学を基礎的内容の柱とし、講義・演習・実験の効果的な連携によって化学の知識と技能を修得させ、それらを踏まえて、課題解決力、論理思考力、コミュニケーション能力を涵養することにより、化学が関わる多様な応用場面に対応できる科学人を育成する。

生物学科

 生物を通して自然・生命・人間を探究することにより、生物と環境の双方に適切な意見を有する科学人を育てる。広範な生物学の基礎科目を基盤とし、分子生物学や環境保全などを取り込んだ総合的な生物学の知識を身につけ、それを活用した課題解決力、論理思考力、コミュニケーション能力を涵養する。

生物分子科学科

 化学と生物学を通して自然・生命・人間を探求することにより、自然に対する畏敬の念をもち、生命現象を化学の言葉で語ることができる研究者や技術者の育成を目指す。化学及び生物学の確かな基礎知識を身につけさせ、それを踏まえて課題解決力、論理思考力、コミュニケーション能力を涵養する。

物理学科

 物理学を通して自然・生命・人間を探求することにより、自然の仕組みを物理的思考から深く理解し、自然に対する畏敬の念をもち、科学及び社会の発展に貢献できる人材を育成する。物理学の基本的な知識と方法を十分に身につけ、それを踏まえて実践的な問題解決力、柔軟な思考力、科学者・技術者倫理、自然・生命・人間を守る態度、豊かな人間性、国際性、創造性、高いコミュニケーション能力を涵養する。

情報科学科

 情報科学を通して自然・生命・人間を探求することにより、常に人間の視点に立って社会貢献できる人材の育成を目指す。情報科学の基本的な理論と技術、ならびに現象を科学的、論理的、かつ数理的に分析・理解して問題を解決できる能力を身につけ、情報科学の多様な応用場面に対して対応できる技術者・科学者を育成する。

生命圏環境科学科

 環境科学を通して自然・生命・人間を探求することにより、環境問題の解決に取り組み、持続性のある社会の構築に貢献できる人材を育成する。自然科学の理解、人文・社会科学的視点の涵養、科学的思考力やコミュニケーション能力の向上を図り、その上で地球科学、環境生態学、環境化学、環境管理・創成科学についてより専門的な教育を行い、豊かな人間性をもって意欲的に活躍できる人材を育成する。

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