理学部教養科

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教養科教員が学生におすすめするブックリスト

人文科学教室 鈴木貴宇
読書は苦手だ、あるいは本を読むことがあまり好きではない。

そんな気持ちを持つ学生さんに向けて、このリストは作成されています。

何か目的があって、読書をこれまでしてこなければならなかった記憶を持つ人にとっては、本を読むことに対してポジティヴな気持ちを持つことができないかもしれません。

本を読む、という行為は実は「ひとりになる」ことです。

お気に入りの本を見つければ、そこは「自分だけの特別な場所」になります。プライバシーというものは、相手から身を守るだけの意味ではなく、「自分を大事にする」ことでもあると、特別な本を持つ人は気付くでしょう。

ここにある本が、みなさんに少しだけ、学ぶことの楽しさ、また本を読むことの快楽をお伝えできますように。

数学教室

推薦者:安冨真一


『今昔物語(1)—(4)』(岩波文庫)


今から凡そ九百年前の実話を元にした物語集。当時の貴族、武士、僧、庶民、
老若男女、さらには盗賊にいたるまで登場し劇画を見るように話が展開していく。
教科書では取り上げられていない微妙だが人生の機微に接する話も多数ある。

河ロ慧海『チベット旅行記(1)—(5)』(講談社学術文庫)


明治時代に青年僧河ロ慧海が仏教の原典を求めて単身チベットに入る。当時チべットは鎖国状態にあり数々の困難に遭遇しながらも目的を果たす。その河口自身の手になる旅行記でその志の大きさ、チベットの雄大な自然と独特の文化、手に汗をにぎる展開を堪能して欲しい。

新名美次『50カ国語習得法』(講談社ブルーバックス)


50カ国語習得した著者による外国語の学習のすすめである。外国語の学習が外国の方との有効なコミュニケーションになり自分の世界を広げていくという主張が説得力を持って展開されている。外国語学習への勇気を抱かせる書である。

推薦者:野田健夫


遠山啓『数学入門(上)(下)』(岩波新書)


歴史的背景と日常的なたとえ話を交えて、数学の考え方を分かりやすく説明した本です。小学生の算数から高校・大学で習う微積分までを取り上げています。教養として多くの人に読んで欲しいと思います。

遠山啓『連続と無限』(岩波新書)


上の本の内容よりもう一歩踏み込んで、「無限」や「連続」を扱うために構築された集合論・群論・位相といった数学について説明しています。新しい概念を創出するという、数学という学問の一面が分かります。

リリアン・R・リーバー『数学は相対論を語る』(ソフトバンククリエイテイブ)


アインシュタインの相対性理論の基本を、必要最小限の数式をあえて使って丁寧に解説した本です。紙と鉛筆を用意して、数式を書き出して丁寧に追いながら理解する楽しみを味わいましょう。

J. Leys, E. Ghys, and A. Alvarezによる映像作品 Dimensions および Chaos


数学者が頭の中に描くイメージをCGを使って鮮やかに表現した数学のビデオです。Dimensionsは4次元の世界について、Chaosは力学系とカオス理論について説明しています。YouTubeで視聴できます。 なお、ChaosのDVDの余りがあるので、ご希望の方は野田を直接訪ねていただければ無料で差し上げます。

英語教室

推薦者:千葉康樹


宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(新潮文庫、岩波文庫)


宮沢賢治を読んだことはありますか?宮沢賢治を知らない人、まだ賢治を読んだことのない人は是非読んでみてください。色々な文庫本で出ています。一番有名な「銀河鉄道の夜」を挙げましたが、「風の又三郎」でも「注文の多い料理店」でも「よだかの星」でも何でもよいので、賢治の童話集をひらいて何作か楽しんでみてください。文字で書かれた宝です。本当に索晴らしい作品がたくさんあります。私は何年かに一度読み返して、いつも感動しています。

夏目激石『こころ』(新潮文庫、岩波文庫)


漱石の「こころ」は高校の教科書に載っていたかもしれません。でも教科書に載ってい たのはおしまいの方の一部だけ。本当はもっと長くていろいろなことが書いてある小説 です。主人公は、「先生」と出会ってその存在に憧れ、一方で田舎の家族との関係に悩 みます。「先生」は若いとき、親戚に裏切られ、恋をし、友人を裏切ります。いろいろ なことが書いてあります。何かが心に残る本です。

〈中学生からの大学講義〉シリーズ(全五巻):第一巻『何のために学ぶのか』、 第三巻『科学は未来をひらく』(ちくまプリマー新書)


シリーズ名から中学生・高校生向けの学問入門・学問紹介の本のようですが、私が読んでもためになることや感心することが多く、大変よいシリーズです。学ぶことの楽しさ、考えることの大切さを教えてもらっています。わたしは第一巻が気に入りました。ありきたりの議論はありません。いろいろな学者が、独自の視点から、独特の考えを述べています。どれもが刺激的で新鮮です。学問がこんなにも自由なことに驚きます。

推薦者:塩野直之


Daniel Kahneman, Thinking, Fast and Slow
(日本語訳『ファスト&スロー』ダニエル・カーネマン)


カーネマンは、行動経済学という分野を確立してノーベル経済学賞を受賞した研究者です。私たちは日々、社会や人生を左右するような大きなことから、お買い物のような小さなことまで、さまざまな決断をしています。しかし、人間は偏見や錯覚に陥りやすく、その結果、愚かな決断をすることが少なくありません。人間がそのような欠点を克服することは容易ではありませんが、自らの欠点を知っておくことで、少しは賢くなることができるかもしれません。この本は、人間の愚かさを体系的に研究してきた著者が、その研究成果を分かりやすく紹介したものです。

松田宏也『ミニヤコンカ奇跡の生還』


中国奥地のミニヤコンカ峰で遭難した登山家が、その壮絶な下山の模様を書き記した本です。同行した仲間は力尽き、自らも手足に凍傷を負い幻聴に悩まされながら、雪と氷の世界を一人で歩き続けます。絶望的な状況に陥ったとき、人の生と死をわけるものは何なのか。そこにはもちろん、運や能力といった要因もあるものの、最も大切なのは、「自分は絶対に生きる」という強い意志なのでしよう。なお、著者は結局、凍傷で手の指すべてと両足を失うに至りますが、それでも社会復帰して大企業の役員までつとめ、義足で登山も続けているそうです。

勝川俊雄『漁業という日本の問題』


日本の漁業資源管理の問題点を一般の読者に紹介した本です。著者は東京海洋大学の先生です。(執筆当時、三重大学。) 著者によると、日本の漁業が行っている魚の捕り方には大きな問題があり、このままでは魚がいなくなって漁業や食文化も衰退してしまいます。しかし、漁業という産業は閉鎖的で変化を嫌い、なかなか問題に真剣に取り組もうとしません。ところで、著者が漁業に関して指摘している状況は、他の多くの分野にもあてはまると思います。「このままではいずれ大変なことになってしまう」とわかっていながら、必要な改善をしようとしない、そういう状況が日本社会のいたるところにあります。著者は一研究者としての立場から、日本の漁業に必要な改善を提案し、その実現のために尽力しています。学生のみなさんにも、研究を通じて社会に貢献する、このような姿勢に学んでほしいと思います。

推薦者:三輪恭子


マルケス『百年の孤独』


南米コロンビアの、ある一族の歴史を、現実と幻想を交えて語った長編小説。長いし読みづらいし、変な物語ですが、個人的にはとても好きな本です。異文化の香りを、強烈に感じさせてくれます。

小浜逸男『「弱者」とはだれか』


残念ながら、絶版です。弱者優遇にあえて疑問の声をあげた本で、こういうことが言える人は、結構少ない気がします。極端な論調もありつつ、心に波風を立てる、悪くない本だと思います。

フーコー『監獄の誕生』


近代社会システムにおける、処刑の歴史、権力と支配の構築について論じた本です。一望監視装置の紹介など、歴史と権力構造の変化のダイナミズムが感じられます。

森達也『世界を信じるためのメソッド』


中学生以上を想定にした、メディア・リテラシーについてわかりやすく書かれた本です。完全な客観性などありえない、という前提に立ちつつ、メディアの姿勢に同調せず、多面的な視点から物事を見ることの大切さに気付かせてくれます。

経済学教室

推薦者:山方竜二


ネイルバブ・ディキシット『戦略的思考とは何か』


社会の中で生ずるさまざまな取引では、単なる競走や協調では説明しきれない、戦略的な相互依存とでも呼ぶべき複雑な力関係が現れます。本書は、そのような状況で我々がどのように意思決定すべきかについて、多くのケーススタディーズを交えながらゲーム理論の観点から丁寧に説明しています。

教育学教室

推薦者:新保幸洋


小澤竹俊『いのちはなぜ大切なのか?』(ちくまプリマー新書067)


ホスピス医として多くの人の死を見取られてきた経験に基づいた内容です。
非常に平易に、しかし、しっかりといのちの大切さについて深く考えさせてくれる良書です。是非、皆さんに読んで欲しいと思います。

池上彰編『日本の大課題 子どもの貧困-社会的養護の現場から考える』(ちくま新書)


いまや日本の6人の子どもの内1人は相対的な貧困の状態にあるといわれる時代になっています。正直、我々の実感からはなかなかピンとこない部分もあるかもしれませんが、本書を読めば、我々の気づかないところで、子ども達が非常に過酷な状態におかれてくることが分かります。負の連鎖を立つためにもまずは現状をよく知ることが大切だと思います。なかなか重い内容ですが、目を背けずに読んで欲しいです。新しい世界が見えてくるはずです。

推薦者:八木美保子


宮部みゆき『ソロモンの偽証』(新潮文庫)


映画にもなりました。文庫本で全6巻と長めですが、謎の答えが気になって読みきることができると思います。 私たちが普段メディアを通して得ることの出来る情報がいかに単純化されたものか、現実にはどんなに複雑な状況があるのか、フィクションですがリアルに感じることができます。きっとニュースを見る目が変わりますよ。まあ、単純にミステリーとしておもしろいので推薦します。

河原れん『ナインデイズ 岩手県災害対策本 部の闘い』(幻冬舎文庫)


東日本大震災から5年が経ちました。甚大な被害にあった岩手県では、2011日3月11日からの9日間、何が起こっていたのか。ノンフィクションです。皆必死だった。では「どのように必死だったのか」。それを知ることができます。

寺脇研『さらばゆとり教育』(光文社)


“ゆとり教育”という言葉を様々な場所で聞きます。それは多くの場合学力低下論とセットで批判的に。ですが、“ゆとり”の意味はどれだけ理解されているでしようか。当時の文部科学省審議官が、“ゆとり教育側”の論理を解説しています。読んだ上で、あなたはどう考えるでしようか?

推薦者:今井泉


トマス・ヘイガー『大気を変える錬金術』(みすず書房)


これは空気をパンに変える方法を発明した二人の物語。ほとんどの人は、そのニ人の名前もその功績も知らない。しかし、世界の人口の約半分の人々は、彼等の開発したもののおかげで生きている。大量の固定窒素は生物圏全体を変質させ、戦争の形態を変え、ヨーロッパの政治経済を大きく変容させた。最終章では窒素サイクルを変えた人類へのしっペ返しとも言うべき、グローバルな環境影響が明かされる。

立花隆+東大教養学部立花ゼミ『二十歳のころ』(新潮文庫)


いろんな人に、その人の二十歳のころを聞いてみて、人生において「ニ十歳の頃」が持つ意味をさぐるという立花ゼミからの作品。二十歳のころの生き方が、その後の人生を決める。「二十歳のころに何をすべきなんだろう」「あの人はどう過ごしたんだろう」……皆さんの誰もが抱く不安、期待、焦燥。学生が会いたいと思う人に会って取材することが原則で、1937-2001年に「二十歳のころ」を生きた有名無名70の軌跡。

映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年のアメリカ映画)


大好きな映画です。映画を見終わると、今でも次の台詞について考えてしまいます。
Life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.
Forest Gump's mother


推薦者:畑中敏伸


『パパラギ:はじめて文明を見た南海の曾長ツイアビの演説集』


南海の曾長の語りの形で、私たちの住む「文明社会」とは何かを気づかせてくれます。

『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』


行動科学者が解明した自分の内面から湧き出る「やる気」とは何かを知って、モチベーションを上げよう。

『モモ:時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語』


大切なものは何かに気づかせてくれる児童文学です。

スポーツ・健康科学教室

推薦者:湯田秀行


ブルース・リー『ブルース・リーノーツ 内なる戦士をめぐる哲学断章』(福昌堂)


人生の指南書。 ブルース・リー。彼が格闘家、映画俳優であることは誰もが知っている。しかし、彼にはもう一つの顔があったのです。みなさん。彼が優れた哲学者であったことをご存じでしようか?(絶版ですけど… 頑張ればAmazonで購入可。)

鈴木敏夫『ジブリの哲学 —変わるものと変わらないもの—』(岩波書店)


「千と千尋の神隠し」、「風の谷のナウシカ」などで知られるスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏のドキュメント&エッセイです。ジブリのファンはもちろんのこと、悩み多き10代、20代の若者にもこれからの生き方の指針となり得る何かを感じとれる内容ではないかと思います。読み終えた後は是非、三鷹の森ジブリ美術館へどうぞ。

推薦者:澁川賢一


竹内敏晴『ことばが劈(ひら)かれるとき』


何気なく使う「ことば」の意味をあらためて考えることに。教職の学生さんにオススメ。

伊坂幸太郎『終末のフール』


人それぞれの生き方・物語の多様性を考えさせられます。短編もので読みやすいです。

ル=グウィン『ゲド戦記』


映画ではなく、是非5巻シリーズをじっくり読んでほしいです。考えさせられます。

法学教室

推薦者:長利一


加藤周一『日本文学史序説』 (ちくま文芸文庫)


本書の内容はタイトルにあるような、必ずしも「文学」に限らない。もっと一般的な、いわば「日本人の精神史」といってよいもの。著者の他の仕事もすべて推薦する。

鶴見俊輔 『現代日本の思想』(岩波新書)


日本の近現代の精神史を、文学を素材に、プラグマティズムと自由主義の立場から説いたもの。これほど明晰な文章はまず見られない。

丸山真男『日本の思想』(岩波新書)


日本人の精神の在り方を、啓蒙政治哲学の立場から明晰かつ独創性に富む分析を加えたもの。

推薦者:高橋和広


R.P.ファインマン(大貫昌子訳)『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上・下)』(岩波現代文庫)


今の自分は楽しく充実した人生を送っていると、心の底から思える人は幸せですが、なかなかそういう人は少ないのではないでしょうか。しかし、その原因は他でもない自分自身にあるのであって、余計な恥や遠慮を捨て、新鮮な好奇心を抱き続けることができれば、人生はもっと豊かになるのではないかと気づかせてくれた本です。ちなみに、自分の進路選択はやはり間違っていたのではないかと考えさせられた本でもあります。

薬丸岳『友罪』(集英社文庫)


もしあなたの親友が殺人事件の犯人だったら——。殺人などという大それた犯罪ではなくとも、私たちは日々多くの過ちを犯し、消せない罪を背負って生きています。しかし、憎悪や正義感に漫然と身を委ねることが絶対的に正しいわけではないと理解することはできても、眼前の罪から目を背けることが誠実というわけでは決してありません。償うことのできない過去の罪と人はどう向き合うのか、真摯に考え抜いた良書だと思います。

唐辺葉介『死体泥棒』(星海社FICTIONS)


既に絶版になってしまっているようですが、挙げさせていただきます。主人公は、急死した恋人の死体を葬儀場から盗みだし、冷凍保存された彼女と自宅で「共同生活」を始めます。あまりにも軽率な行為と言わざるをえませんが、それでも未熟な青年が、最愛の人の喪失という残酷すぎる現実を受け入れてゆく場面には感動させられました。

人文科学教室

推薦者:鈴木貴宇


村上春樹『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年』(文春文庫)


村上春樹の名前は、文学作品に関心を持たなくとも、どうやらほとんどの学生さんが知っているようです。もっとも、『ノルウェイの森』を読もうとしたけど、なんだかずいぶん「メンへラ」の女の子が出てきて、しかもポルノみたいな描写があってびっくりだ、という印象が強いらしく実際に読むことはあまりないようです。村上春樹は、日本文学の世界では二つの意味で稀な作家です。一つは、コンスタントにベストセラーを出すことのできる純文学作家であることと、もう一つは、日本のみならず海外にも多くの(それもアジア圏のみならず、欧米にまで広がっています)読者を持つということ。その理由についてはともあれ(知りたいと思った人は、「文学II」を受講してみてください)、彼の作品に広範な支持が集まる理由は、「誰かを愛することの困難」と「悪というものは何か」という、極めて骨太なテーマを繰り返し描いている点にあるのでしょう。さて、みなさんは今までの人生で「信頼していた人たちから拒絶されてしまった」経験はありませんか。2016年の時点で、村上春樹の最新作となるこの本は、30代を迎えた主人公、多崎つくるが 二十歳のときに経験した、「死にたくなるほどの孤独」から始まります。親友たちが突然、つくるに対して背を向けてしまう。その理由は何だったのかわから ないまま、社会に出たつくるは、喪失の意味を自分の言葉で語るべく、昔の友人たちに会いに行く——。おそらく、この作品は「悲しみや怖れの経験は、人を自閉させるのではなく、一歩足を進める強さになり得る」ことを伝えているのだと思います。

福永武彦『草の花』(新潮文庫)


この作家は誰だろう?とみなさんの世代ではなることでしょう。現代作家の池澤夏樹のお父さんですよ(彼の『スティル・ライフ』はとても素敵な小説です) と言っても、おそらく「?」でしょうか、それならば声優の池澤春菜のおじいさんです!といったらどうでしょう。福永の作品は、1960年代の大学生にはとてもよく読まれていました。一言で言うと、センチメンタルにしてロマンチック。この作品は代表作ですが、時代は第二次世界大戦が始まる前後、20代の青年と、彼が愛した人たちとの別れがテーマになります。それだけだと「ふーん」という感じかもしれませんが、「君は僕を愛してくれなかった、僕は一人で死ぬだろう」なんていうセリフが、美少年へ向けられていると聞くと「えっ?」と思いませんか。そうです、言い方を変えれば、これは現在のBLにも通ずる文学作品です。ただし、メインが同性愛を描くことにあるわけではなく、「人を愛することはいかに可能か(あるいは不可能か)」という、非常に普遍的なテーマを美しい文章で扱っています。大久保にある隠れた名店、キーラーゴ(古本屋)に行ってみてください、こういう古い小説の掘り出し物がありますよ。

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