結晶化学
Crystal Chemistry
担当教員 北澤 孝史
選択 | 2単位 | 3年秋学期
授業目的
教育目標:結晶化学に関連する分野をとりあげ、主に最密充填構造についての理解できることを目標とする。また、最密充填構造の隙間を埋めていく結晶構造の総合的理解をめざすことを目標とする。四面体隙間や八面体隙間の大きさについても理解できることを目標とする。
期待される学習成果:固体物性を理解する上で、結晶構造を理解することがたいへん重要であり、本講義によりこれが達成できることが期待される。結晶化学に関連する分野において、最密充填構造の重要性について理解できることも期待される。また、最密充填構造の隙間を埋めていく結晶構造の総合的理解できることも期待される学習成果である。四面体隙間や八面体隙間の大きさについての理解もできることも期待される学習成果である。
期待される学習成果:固体物性を理解する上で、結晶構造を理解することがたいへん重要であり、本講義によりこれが達成できることが期待される。結晶化学に関連する分野において、最密充填構造の重要性について理解できることも期待される。また、最密充填構造の隙間を埋めていく結晶構造の総合的理解できることも期待される学習成果である。四面体隙間や八面体隙間の大きさについての理解もできることも期待される学習成果である。
授業内容
結晶構造解析に関する基礎的知識を解説する。また、結晶化学の他の分野との関連を意識しながら、具体的な構造例について解説していく。最密充填構造について解説する。四面体隙間や八面体隙間の大きさについても解説する。また、
講義中、毎回結晶化学に関連するビデオあるいはDVDを視聴し、それについてのレポートをまとめる。
No.1 | 結晶学と化学との関連 |
No.2 | 散乱 |
No.3 | X線、中性子線、電子線 |
No.4 | ブラッグの条件 |
No.5 | 結合距離、結合角度 |
No.6 | ブラベ格子 |
No.7 | 最密充填構造 |
No.8 | NaCl型構造 |
No.9 | ホタル石型構造 |
No.10 | セン亜鉛鉱型構造、ウルツ型構造 |
No.11 | ヒ化ニッケル型構造 |
No.12 | 弱配位子場と強配位子場の結晶 |
No.13 | 金属錯体の磁性と結晶化学 |
No.14 | 光学異性体と結晶化学 |
No.15 | 学習到達度の確認 |
関連科目
予め学んでおくとよい科目:必修科目等をしっかり学んでおくこと
この科目に続く内容の科目:卒業研究
この科目に続く内容の科目:卒業研究
教科書・参考書
【教科書】
- 「基本無機化学 第2版」(荻野博・飛田博実・岡崎雅明著)東京化学同人
- 「無機・分析化学演習 大学院入試問題を中心に」(竹田満洲雄・高橋正・棚瀬知明・北澤孝史著)東京化学同人
- 「シュライバー・アトキンス無機化学」第4版(下) P.W.Atkins(田中・平尾・北川訳)東京化学同人(2008)
- 「シュライバー・アトキンス無機化学」第4版(上) P.W.Atkins(田中・平尾・北川訳)東京化学同人(2008)
評価方法
期末試験を5割とレポートおよびレポート課題5割とする。Moodel使用予定
オフィスアワー
月・金曜日14:40~16:30(1510A室)
その他
講義前に第2章を数回程度は読んでいることを前提に講義を進める。また、グループによる課題の取り組みを行う。なお、実際の単結晶X線構造解析を体験できることが望ましいと考えるているので、装置等を見学する可能性がある。