環境化学I
Environmental Chemistry I
担当教員 千賀 有希子
選択 | 2単位 | 2年秋学期
授業目的
環境化学を理解する上で必要な基礎化学の知識を習得し,環境で起こる現象について化学的な視点から理解できるようになることを目的とする.
授業内容
物質としての水および水域環境に重点を置いて授業を行う.水の性質,水域で起こる現象や環境問題に関する基本的な知識および最新のトピックスを化学的視点から解説する
No.1 | 地球環境とはなにか,生態系とはどのような仕組みか |
No.2 | 水はどのような化学特性をもつか |
No.3 | 水の特異性質が環境に与える影響 |
No.4 | 陸上と水中の光環境の比較 |
No.5 | 陸上と水中で起こる一次生産の比較 |
No.6 | 大気平衡下における純水のpHはいくつか,酸性雨の定義とは |
No.7 | 湖沼のpHはどのような環境因子に影響されるか |
No.8 | 湖沼の溶存酸素はどのような環境因子に影響されるか |
No.9 | 中間試験とまとめ |
No.10 | 河川水、湖沼水、海水の水質の比較 |
No.11 | 水の硬度とは何か、おいしい水とは何か |
No.12 | どのように富栄養化は生じるか |
No.13 | 自然が有する水の浄化過程とは |
No.14 | 上・下水道の水処理過程とは |
No.15 | 総括とまとめ |
関連科目
予め学んでおくとよい科目:環境化学Ⅱ
この科目に続く内容の科目:地球化学
この科目に続く内容の科目:地球化学
教科書・参考書
【教科書】
- 「陸水環境化学」,藤永薫[編],共立出版
- 使用しない
評価方法
定期試験80%, 毎回の小テスト20%で評価する.小テストは次回の授業で解説する.
オフィスアワー
月曜日3時限目
その他
講義の内容は前後することがあります.
「環境化学Ⅰ」専用の授業ノートを用意すること.提出してもらうこともあります.
「環境化学Ⅰ」専用の授業ノートを用意すること.提出してもらうこともあります.