化学セミナー
社長は熱く語りかける
今年で講演をお願いして4回目になります。今年は「中小企業のおやじより」でした。これまでに、1回目として「スキルとセンスについて」、2回目は「自発力について」、3回目は「人生の節目を迎えたときに思い出してもらいたい話」をお話ししていただきましたが、どれも伊与久氏の経験に基づく説得力のあるお話で、学生も熱心に耳を傾け、積極的に質問をしていました。

卒業生は語る

2017年7月5日の化学セミナーでは 化学科卒業生で日本メクトロン株式会社にお勤めの大庭久恵氏に講演をお願いしました。
大庭さんは就職してから今現在までの女性の働き方についてや女性がおかれている厳しい現実など体験に基づいて分かりやすくお話しくださいました。また女性管理職が少ないこの国の状況にもふれ、今後の女性の活躍についてお話もされました。
大庭さんは学生時代のサークル活動の話や資格の必要性なども話されました。講演後にはたくさんの質問の手があがりました。
卒業生が語る
井坂氏は排水の処理方法について研究されており,今回は産業排水の処理に広く用いられている凝集沈殿法について解説いただきました。汚水中には-電荷のコロイド粒子が多く存在するため,凝集沈殿法では,アルミニウムイオンなどの+電荷を加え,表面電荷を中和し析出(凝集)させる方法です。講演では,デモ実験を含めながらわかりやすく説明していただき,化学が排水処理や環境浄化に重要な役割を果していることを学びました。

キャリア教育

2016年6月22日キャリア教育の一環として教育企画センター株式会社の伊藤 恵司氏に公務員講座を開いていただきました。伊藤恵司氏は東邦大学化学科の卒業生です。
はじめに公務員とはどのような仕事を行うのかを説明して、その後試験科目についてのお話や出題科目や出題傾向について,詳細にかみ砕いてお話して下さいました。最後に今まで出題された試験問題を例に解き方のコツなどを詳しく説明していただきました。
社長は熱く語りかける
初めにゴムパッキンからスタートして現在の精密ゴム部品の開発を続けて来られた会社の紹介と、社長になるまでの経緯をお話くださいました。そのあと海外進出で知った文化の違いや企業の経営に関すること,社会人としての心構えや今何をおこなっておくべきかなどお話しして下さいました。質問タイムでは次々と質問の手が挙がり,活気のある有意義な講演でした。

安全教育(救急救命講習会)
はじめに心肺蘇生法についての説明していただき、模擬人体を使っての心肺蘇生法の指導をしていただきました。学生は二人一組で実習に取り組みましたが,実際に心臓マッサージをおこなってみると、「想像以上に力が必要でうまく押すことができなかった」り、また「1分間に100回というペースでマッサージすることの大変さ」を知りました。最後にAEDの操作方法を学びました。今回の体験で、「もし緊急場面に遭遇したら自ら救護活動に進んで参加したい」という声がたくさん聞かれました。貴重な体験ができた時間でした。

グループワーク
このワークを通じて、「今まで話したことのない相手と話ができて、友達が増えた」、「周囲と親近感が高まった」、「みんなの前で話すのは恥ずかしかったけど、みんなの前で話すことができてよかった」などの感想が聞かれました。それぞれの人が普段話さない人と話すことができ、また交流を深めることができたようでした。

グループディスカッション
今回の化学セミナーの様子はキャリアセンターのスタッフブログでも紹介されていますので、ご覧下さい。