M2 能城雄太さん(生物有機化学教室齋藤研究室)が第8回CSJ化学フェスタ2018で「優秀ポスター発表賞」を受賞!
大学院理学研究科化学専攻博士前期課程2年 能城雄太さん
2018年10月23日(火)~25(木)に日本化学会秋季事業第8回CSJ化学フェスタ2018が東京都タワーホール船堀で開催されました。
本発表会で、本大学大学院博士前期課程2年生の能城雄太さんが「イミダゾピラジノン化学発光系を利用した多置換ベンゼンの置換基効果の定量化」というタイトルでポスター発表を行い、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
この発表は、ウミホタルが有する発光物質が、導入する置換基の性質によって発光波長が変化することを利用して、「置換基定数」と呼ばれる置換基特有のパラメーターを求める手法を示したものです。「置換基定数」は創薬の分野でも応用される重要なパラメーターですが、従来の古典的な手法では、一部の置換基や、置換基が複数存在する場合などで正確に見積もることが困難な場合がありました。これに対して能城さんは、ウミホタル発光物質の特性を生かして、測定困難であった置換基の「置換基定数」を正確に見積もることができることを実験的に実証しました。発光物質をこのようなツールとして利用した例はなく、画期的な手法であること、また、能城さんのポスターと説明のわかりやすさ、質疑に対する的確な受け答えが高く評価され、今回の受賞となりました。
本発表会で、本大学大学院博士前期課程2年生の能城雄太さんが「イミダゾピラジノン化学発光系を利用した多置換ベンゼンの置換基効果の定量化」というタイトルでポスター発表を行い、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
この発表は、ウミホタルが有する発光物質が、導入する置換基の性質によって発光波長が変化することを利用して、「置換基定数」と呼ばれる置換基特有のパラメーターを求める手法を示したものです。「置換基定数」は創薬の分野でも応用される重要なパラメーターですが、従来の古典的な手法では、一部の置換基や、置換基が複数存在する場合などで正確に見積もることが困難な場合がありました。これに対して能城さんは、ウミホタル発光物質の特性を生かして、測定困難であった置換基の「置換基定数」を正確に見積もることができることを実験的に実証しました。発光物質をこのようなツールとして利用した例はなく、画期的な手法であること、また、能城さんのポスターと説明のわかりやすさ、質疑に対する的確な受け答えが高く評価され、今回の受賞となりました。