白亜紀末の恐竜大絶滅後の世界に関する山口准教授の共著論文が、全米科学アカデミー紀要(PNAS: Proceedings of the National Academy of Sciences)に掲載されました。
約6600万年前の白亜紀末、メキシコ・ユカタン半島沖への巨大天体(小惑星)の衝突によって環境が大激変し、恐竜をはじめとする生物が大量絶滅しました。白亜紀は終焉を迎え、次の新生代が始まりました。新生代は、約6600万年前から現代迄の時代名(地質区分)です。簡単にいうと、ほ乳類の時代です。その最初の1日に起きた事に関して、山口准教授が参加した国際共同研究によって、ユカタン半島沖に埋もれるチクシュルーブ・クレーター内で2016年に掘削が実施され、得られた試料を用いた高時間解像度のデータに基づき、"The first day of the Cenozoic"(新生代の最初の日)という共著論文が発表されました。
アメリカでは、The New York Times・The Wall Street Journal・Newsweek等、英ではBBCやThe Independent等で、広く報道されました。日本では、ナショナル・ジオグラフィック誌で記事が出ました。
アメリカでは、The New York Times・The Wall Street Journal・Newsweek等、英ではBBCやThe Independent等で、広く報道されました。日本では、ナショナル・ジオグラフィック誌で記事が出ました。
山口耕生准教授