D1 江口綾乃さん(分析化学教室平山研究室)がThe 21st International Solvent Extraction Conference(第21回国際溶媒抽出会議,ISEC2017)で“Poster Award”を受賞!
大学院理学研究科化学専攻博士後期課程1年(分析化学教室)江口綾乃 さん
2017年11月5日(日)〜9日(木)にThe 21st International Solvent Extraction Conference(第21回国際溶媒抽出会議,ISEC2017)が宮崎県宮崎市で開催されました。この会議は、世界中の溶媒抽出研究者が一堂に会する3年に一度のビッグイベントで、今回は四半世紀振りの日本開催でした。
本会議で、本大学大学院博士後期課程1年生の江口綾乃さんが“Effect of chelating agent on ionic liquid chelate extraction of trivalent metals using bidentate ligands”(二座配位子を用いる3価金属イオンのイオン液体キレート抽出に及ぼすキレート試薬の効果)というタイトルでポスター発表を行い、Poster Awardを受賞しました。
この発表は、3価金属イオンをイオン液体にキレート抽出する際の抽出剤キレート試薬の選択が持つ意義について評価したもので、複雑な化学平衡解析を要する内容となっています。江口さんの卓抜したポスターセンスと質疑に対する的確な受け答えが高く評価されました。(受賞者5名のうち日本人は2名です。)
指導教員の平山教授は授業のため授賞式には出席できませんでしたが、世界中の著名な研究者から祝福の言葉を頂いたとのことでした。
平山研究室