山口准教授の白亜紀末の衝突天体起源のイリジウムの濃集に関する研究が、米科学雑誌 Science Advances に掲載されました
約6600万年前の白亜紀末、恐竜を含む生物が大量絶滅した天体衝突で形成されたクレーターを埋める堆積物内の極微量元素を精密分析したところ、衝突天体由来のイリジウムが最上部に濃集していたことがわかりました。衝突の際に溶融せず、ダストとして降り積もったことが示唆されます。
本研究は、世界各地で報告されている白亜紀末のイリジウム濃集層を正確に結びつける基準として、天体衝突に伴う物質の飛散と環境変動ををより詳細に復元する際に極めて重要となります。
本研究は、世界各地で報告されている白亜紀末のイリジウム濃集層を正確に結びつける基準として、天体衝突に伴う物質の飛散と環境変動ををより詳細に復元する際に極めて重要となります。
日刊工業新聞(2/26付 30面)
読売新聞(2/26付 夕刊13面)