加知准教授らの学術論文がドイツ化学会のAngewandte Chemie International Edition誌のHot PaperとFrontispiceとして選出されました
東邦大学理学部化学科の加知千裕准教授の研究グループと齊藤敏明東邦大学名誉教授の研究グループは、単分子磁石を連結した金属錯体ネットワークがスピンアイスに似た磁気挙動を示すことを発見しました。スピンアイスと呼ばれる特異な磁気的性質は、これまでパイロクロア型酸化物で見いだされて以来、実験的にも理論的にも活発に研究されています。金属錯体で、スピンアイスのような磁気挙動が発見されたのは、これが初めてです。
この成果は、2020 年 8 月 7 日にドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」にて発表しました。論文は Hot Paper に選出され、Frontispiece としてハイライトされました。
この成果は、2020 年 8 月 7 日にドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」にて発表しました。論文は Hot Paper に選出され、Frontispiece としてハイライトされました。