桒原准教授らの学術論文がアメリカ化学会(ACS)発刊のACS Applied Nano Materials誌のSupplementary Coverとして選出されました.
東邦大学理学部の桒原彰太准教授と名古屋大学未来材料・システム研究所の桒原真人准教授らの研究グループは、白色光源と光学フィルターを用いて、金ナノ粒子を位置選択的に融合させる技術を新しく開発しました。金ナノ粒子に特徴的な光学特性を利用して金ナノ粒子同士を融合させることで、融合した部分に新たなプラズモンモードを発現させることに成功しました。これにより、金ナノ粒子を用いた高感度のマルチカラーセンサーなどの技術開発に繋がることが期待されます。
この成果は2020年6月26日にアメリカ化学会(ACS)誌「ACS Applied Nano Materials」にて発表されました。また、同誌のSupplementary Coverとして選出されました。