佐々木要准教授らの論文“β-Stereoselective mannnosylation using 2,6-lactone”が,JACS Young Investigator Virtual Issueに選ばれました.
生物有機化学教室 佐々木要 准教授らがアメリカ化学会から刊行されている論文誌Journal of the American Chemical Society* に発表した論文“β-Stereoselective mannnosylation using 2,6-lactone” が,JACS Young Investigator Virtual Issue に選出されました.
これは2016-2017期に発表された2,300報余りの論文のなかから,若手研究者の執筆した22報が選ばれて編纂されたものでオンライン特集号として公開されています.
発表内容はプレスリリースをご覧ください。
* Google H5-Indexで総合第7位,化学・材料化学部門第2位の論文誌.
【 ジャーナル共同編集者のコメント 】
この論文では選択的なβ-マンノシル化の新たな方法について述べている.この新たな方法を使えば,炭水化物化学において長いこと解決できずにいた課題を解決できる.2,6-ラクトン部分をもつ供与体を使うことで,1,2-シス-β-グルコシル化が可能となり,その結果天然に多く見られる炭水化物の構造モチーフを作り出すことができるようになる.
【 ジャーナル共同編集者のコメント 】
この論文では選択的なβ-マンノシル化の新たな方法について述べている.この新たな方法を使えば,炭水化物化学において長いこと解決できずにいた課題を解決できる.2,6-ラクトン部分をもつ供与体を使うことで,1,2-シス-β-グルコシル化が可能となり,その結果天然に多く見られる炭水化物の構造モチーフを作り出すことができるようになる.