卒業生からのメッセージ
金井さん
大学病院勤務
化学科は、生物学から物理学まで様々な方向性をもった幅広い分野に適応できる能力をもった学生を育てることのできる学科だとおもいます。私は、1989年に化学科に入学し、3年次から臨床化学コース(現臨床検査技師課程)への道を選び、臨床検査技師国家試験に合格、臨床検査技師として大学病院輸血部に採用されました。病院では、臨床現場の医師と共同研究をし、大好きなお酒も一緒に飲み、有意義な生活を送っています。現在の生活には、大学時代に授業で学んだことやクラブ活動(有機合成部)での経験が、随分役立っています。今後、医学部と理学部とでの共同研究ができたら参画したいと思っています。
草薙さん
高校教員
私は女子高校で教諭(理科担当)をしていますが、大学で得た知識、経験、人間関係等が様々な面で活きていると日々実感しています。とにかくいいも悪いも心掛け次第で大学生活4年間の密度が決まります。しっかり勉強して下さい。好きな学問(化学)を徹底して勉強できるということは、とても贅沢なことです。自然科学に限らず様々な知識や経験を広め、興味のあることは納得するまでやり尽くし、学生生活を楽しんで下さい。全てが自分の身となります。職業柄少々お説教臭くなりましたが、皆さんの学生生活が有意義であることを祈ります。それでは輝く未来に向かってファイト!
高澤さん
化学メーカー勤務
化学系企業の研究所で、ディスプレー用の電子材料に関する研究を行っています。在学中は、「電子機能性を有する有機金属錯体の合成」を行なっていました。なんだか難しそうですが、例えば皆さんの周りで言うと・・・そう!食塩がありますよね?
その食塩が電気を流したり、磁石にくっついたり、ましてや光ったりなんてしたら面白いと思いませんか?そんな夢のようなことを実現するべく、真剣に研究に取り組みました。毎日が試行錯誤の連続でしたが、実験が上手くいったときの喜びは筆舌に尽くしがたいものがありました。未知の可能性を秘めた化学の世界へ、是非皆さんも足を踏み入れてほしいですね。
その食塩が電気を流したり、磁石にくっついたり、ましてや光ったりなんてしたら面白いと思いませんか?そんな夢のようなことを実現するべく、真剣に研究に取り組みました。毎日が試行錯誤の連続でしたが、実験が上手くいったときの喜びは筆舌に尽くしがたいものがありました。未知の可能性を秘めた化学の世界へ、是非皆さんも足を踏み入れてほしいですね。