岸本研究室
所属教員
研究内容
生体の防御反応を解析
生物はめまぐるしい環境変化に自分の内部環境を適応させ生きています。この適応を継続することで進化が起こると考えられていますが、そのメカニズムははっきりとは理解されていません。当研究室では、この生物の適応・進化のメカニズムを「大腸菌の耐熱進化」や「肝臓細胞の毒物代謝」を題材に集団、細胞、タンパク質、遺伝子の各レベルで解析しています。また、細胞の癌化を生存に対する進化と捉え、細胞の持つ固有のリズムである「細胞周期」と内部環境(微小管挙動等)の相関についても研究しています。特にプロテオーム解析による細胞内部環境の主要構成因子のタンパク質の挙動解析も積極的に展開しています。
岸本研究室の研究内容が、2010年10月23日の日本経済新聞 社会面で紹介されました。
岸本研究室の研究内容が、2010年10月23日の日本経済新聞 社会面で紹介されました。