周期表 (periodic table)
元素の性質が周期的に変化することを元素の周期律という。周期律を利用して、原子を原子番号の順に並べ、性質の類似した元素が縦に並ぶように配列した表を周期表という。最初の周期表は1869年、メンデレーエフによって発表された。周期表の横の行を周期といい、縦の列を族という。現在の周期表は上から下へ7つの周期、第1~第7周期があり、左から右に18の族、1族~18族がある。第6および第7周期のランタノイドおよびアクチノイドと呼ばれる性質のよく似た元素群は、通常第7周期の下の欄外に置かれる。同じ周期に属する原子は、最外電子殻が同じで、第1周期から順にK、L、M … 殻となる。同じ族に属する元素群を同族元素という。アルカリ金属(水素以外の1族元素)、アルカリ土類金属(BeとMg以外の2族元素)、ハロゲン(17族元素)、希ガス(18族元素)という特別の名称で呼ばれるものもある。
元素の性質が典型的な周期律を示す1,2および12~18族の元素を典型元素、その間にある3~11族の元素を遷移元素という。この分類とは別に、元素は下図のように金属元素と非金属元素に分けられる。元素の約80%は金属元素であり、典型元素の約半数、遷移元素はすべてが金属元素である。
元素の性質が典型的な周期律を示す1,2および12~18族の元素を典型元素、その間にある3~11族の元素を遷移元素という。この分類とは別に、元素は下図のように金属元素と非金属元素に分けられる。元素の約80%は金属元素であり、典型元素の約半数、遷移元素はすべてが金属元素である。
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