理学部生物分子科学科

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受賞・メディア掲載情報

生物分子科学科の教員や学生が関わる受賞・メディア掲載情報を中心に、ホットなニュースを紹介します。
(所属、職階、学年等は、発表当時のものです。)

生物分子科学専攻の大学院生が国際学会でポスター賞を受賞しました。

坂本慶充

15th International Congress of Radiation Research (第15回国際放射線国際会議:ICRR、2015年5月25日~5月29日、開催地:京都)において、博士前期課程1年の坂本慶充さんがYoung Investigators Travel AwardとExcellent Poster Awardをダブル受賞しました。坂本君は連携大学院の放射線医学総合研究所(千葉市稲毛区)で下川卓志先生のご指導のもと重粒子線がん治療に関する研究をしています。ICRRは放射線影響研究の最も大きな国際会議で、4年に1度開かれています。(日本で開催されたのは36年ぶり)

発表タイトル;High-Throughput Screening of Radioprotectors/sensitizers Using Thymocytes 

発表内容:放射線防護/増感剤の候補化合物は数多く存在しているが、実際に放射線治療で使用されているものはわずかである。その理由として、開発段階における生物学的評価がボトルネックの一つとされている。この問題を解決するために、新たなスクリーニング方法を開発した。多種類かつ微量な候補化合物の生物学的評価が可能となり、放射線防護/増感剤の開発がさらに加速できると期待される。

古田教授の研究が化学工業日報に紹介されました。

 古田教授の研究室のケージド化合物に関する研究成果が、化学工業日報に掲載されました。研究内容は、このページの次の項目中で詳しく説明していますので、併せてご覧下さい。

生物分子科学専攻の大学院生の論文がアメリカ化学会の Virtual Issue に選ばれました。

化学工業日報
化学工業日報2014年3月10日版より抜粋

生物分子科学専攻の大学院生の論文がアメリカ化学会の Virtual Issue に選ばれました。

世界最大の化学会であるアメリカ化学会では、多数の学術雑誌を出版していますが、そこに掲載されている膨大な数の論文の中からトピックごとに注目の論文を選び Virtual Issue としてまとめています。2012年から2013年にかけてJ. Am. Chem. Soc.、J. Org. Chem.、Org. Lett.の3誌に発表された核酸化学に関する論文から「Nucleic Acids — Chemistry and Applications」の号がまとめられましたが、その25報の論文の中に、寺岡葵さん(生物分子科学専攻D3)と真鍋香織さん(生物分子科学専攻卒業生)が中心となって研究した論文が選ばれました。2人は古田研究室に所属し、ケージド化合物の研究をおこないました。

研究内容

 生きた細胞内で、狙った遺伝子の働きを自在に操ることができれば、生命科学の基礎研究への貢献と、疾患関連因子の生理機能解明等への応用が期待されます。古田研究室では、DNAやRNAに光応答性のスイッチを付けた分子(ケージド核酸)の合成に成功し、狙った遺伝子の働きを光照射でオンにできることを示してきました。この過程で、スイッチを付けても活性オフの状態を作れない場合があること、狙った遺伝子だけにスイッチを付けるのが困難なこと、生きた細胞内で期待通りに作動するとは限らないこと等の課題も明らかになりました。これらの課題を解決するには、多様な機能を持つケージド核酸分子を複数種合成し、その中から目的に合う分子を選び出すアプローチが有効です。しかし、従来のケージド核酸合成法は、多段階合成するための多大な労力と時間が必要で、必ずしも目的を達成できるとは限らない問題点もありました。今回選出された論文は1)、ケージド核酸にモジュール化の考え方を適用して、1段階の反応で多様な機能性を持たせられる共通のプラットフォーム分子(NHS-Bhc-hydrazone)を開発した成果に関するものです。NHS-Bhc-hydrazoneを用いると、ケージドsiRNAやケージドDNAに様々な機能を容易に導入可能であることを示し、従来のケージド核酸合成法の問題点を解決した点が評価されました。この研究成果で合成したBio-Bhc-ケージドDNAは、任意の遺伝子の働きを効率よくスイッチオフ状態に保ち、哺乳動物細胞に導入してから光照射すると、瞬時に活性をオンにできることも明らかになっています。2)

1) T. Furuta, K. Manabe, A. Teraoka, K. Murakoshi, A. Ohtsubo, A. Suzuki, Design, synthesis and photochemistry of modular caging groups for caged nucleotides, Org. Lett. 14, 6182-6185 (2012).
2) A. Teraoka, K. Murakoshi, K. Fukamauchi, A. Z. Suzuki, S. Watanabe, T. Furuta, Preparation and affinity-based purification of caged linear DNA for light-controlled gene expression in mammalian cells, Chem. Commun. 50, 664-666 (2014).

* 上記の内容は、2014年3月10日の化学工業日報(朝刊)の記事などで取り上げられました。

生物分子科学専攻の大学院生が国際会議で賞を受けました。

17th International Biophysics Congress (第17回国際生物物理学大会,2011年10月30日~11月3日,開催地:北京)において、寺岡 葵さん(生物分子科学専攻D1)がYoung Scientists Travel Award を、星田智子さん(生物分子科学専攻M2)がBest Poster Awardを受賞しました。2人は古田研究室に所属し、ケージド化合物の研究をおこなっています。International Biophysics Congress はIUPAB(国際純粋および応用生物物理学連合)が主催する生物物理学分野のもっとも大きな国際会議で、3年に1度開かれています(アジア地区で開催されたのは33年ぶり)。

17回目の今大会は,有名な「鳥の巣」 に隣接したChina National Convention Center (国家会議中心) を会場にして,400件近くの口頭発表と700件以上のポスター発表があり,各国から集まった参加者による活発な議論が交わされました。なお,両名の会議 参加費は,本学理学部の「平成23年度アジア地域での国際学会出席及び短期研修のための補助金」から補助を受けています。

岸本准教授の研究が日本経済新聞に紹介されました。

岸本准教授は大阪大学と共同で、大腸菌の耐熱進化過程の研究をおこなっています。この研究は、進化に関する「中立説」が、従来より広い範囲に適用できることを示している、として注目されています。
日本経済新聞2010年10月23日版より抜粋
日本経済新聞2010年10月23日版より抜粋

小林教授の研究論文が国際誌の表紙を飾りました

大学院生の柴田岳彦君(分子医学部門小林研究室)の研究論文が、免疫学の国際誌 Journal of Leukocyte Biology の Pivotal Advance に採択されました。これは日本の研究グループとしては初となる快挙です。
 

柴田君の研究内容
私たちの体内では多数の細胞が生まれ、また死滅しています。死んだ細胞はマクロファージによって速やかに貪食除去されていますが、それに伴うマクロファー ジの応答については現在でも十分に解明されていません。柴田君の研究論文は、死んで間もない細胞と相互作用したマクロファージが一酸化窒素(NO)を大量 に産生し、好中球を呼び寄せる因子であるMIP-2の産生を抑制するというものです。このような一酸化窒素の働きはこれまで知られておらず、画期的な発見 であると評価されました。

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