生物分子科学専攻の大学院生が奨励賞を受賞しました

理学研究科生物分子科学専攻:寺田有花さん、日本細胞外小胞学会理事長: 落谷孝広教授(東京医科大学))
「第11回日本細胞外小胞学会」(2024年10月28日~29日、東京都)で、生物分子科学専攻の寺田有花さん(M1)が奨励賞を受賞されました。日本細胞外小胞学会は、国際的な細胞外小胞(EV)研究の加速に対応し、基礎科学から臨床応用に至るまで幅広い分野での日本におけるEV研究の発展を担う学会で、学術集会が年に1回行われます。奨励賞は若手研究者を対象に、細胞外小胞の分野の発展に貢献しうる優秀な研究に与えられる賞です。
寺田さんは上田(石原)研究室に所属し、新規翻訳後修飾因子ubiquitin-like 3の細胞内動態を調べています。今回は、「多胞体の腔内膜小胞へのタンパク質輸送を制御する新規翻訳後修飾因子ubiquitin-like 3 (UBL3)の細胞内動態の可視化」というタイトルで口頭発表に選出され、奨励賞を受賞されました。現在、寺田さんを筆頭著者とした論文が国際雑誌に受理され、出版の準備が進んでおります。後日、論文の内容はプレスリリースを予定しております。