理学部生物分子科学科

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臨床検査技師課程

2023年2月に行なわれた国家試験では、臨床検査技師課程を修了した生物分子科学科の学生14名が受験し、全員が合格しました。8年連続で合格率100%です。
本学では、臨床検査技師国家試験受験資格を得るため化学科、生物学科、生物分子科学科、生命圏環境科学科の4学科に「臨床検査技師課程」を設けています。
臨床検査技師になるためには、臨床検査技師国家試験受験資格科目を修得した後、国家試験を受験し、合格すれば資格を得ることができます。この課程は細かな指導が必要なため、少人数制となっています。課程は3年次からのスタートで、基礎から応用までを学び、4年次には主に東邦大学の附属病院で病院実習も行います。自然科学系の総合大学である強みを生かして、医学部や薬学部の教員も学習・技術面の指導にあたっています。
私立大学の理学部でこれらの資格が取れるのは、首都圏では東邦大学だけです。他大学の場合はその多くが保健・衛生学科での取得となります。専門学校や他大学の保健・衛生学科と大きく違うところは、化学、生物、生物分子科学、環境科学の基礎から応用までを幅広く学びながら、その上に臨床検査技師の知識や技術を学ぶところです。これまでに800名を超える履修生たちを世に送り出しています。

「理学部卒」の高度な臨床検査技師

「臨床検査技師課程を希望する学生が定員を超えた場合、成績による選抜を行っています」。こう聞くと、「必ず臨床検査技師になれるわけではないなら受験はやめておこうか」と考える人もいるのではないでしょうか。
高校生の段階ですでに「将来は必ず臨床検査技師になる」ことを決心している人には、専門学校や臨床検査系の大学に進学するのが良いかもしれません。しかし、生物学や化学、医学などの広い分野の基礎から応用までを学んだ上で、臨床検査技師を含めて、製薬、保健、医療、化粧品、化学、教員、公務員など、様々な選択肢の中から自分の進路をじっくりと考えたい人には、生物分子科学科は最適です。
また、生物分子科学科で高度な知識を得ることにより、大学病院などの高度な医療機関の臨床検査部への就職の道も開けます。さらに、臨床検査系の研究者になる人もいます。生物分子科学科は医学部や薬学部とも連携し、「理学部卒」の高度な臨床検査技師を育成しています。

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