インターンシップ — 企業で学ぶ将来の進路
生物学科で学んだ専門知識を生かす将来の道を発見した、学生達の体験記はきっと皆さんの大学選択の参考になると思います。
インターンシップ体験報告記 森田 祐一 さん
インターンシップ参加企業:シマダヤ株式会社(麺類及び関連食料品の研究開発業務)
参加期間:2016年2月12日
勤務地:東京都昭島市
—インターンシップに参加した目的はどういうところにありましたか?
—昔から食べることが好きで、食に関する仕事に興味があったことから、食品メーカーの業務を体験し、これからの就職活動に役立てていこうと思いました。また、「食品メーカーの研究開発職」ではどのような研究を仕事にしているのか、学部から修士にかけて行った研究の経験がどのように活かすことができるのかも知りたかったためです。
—研修内容はどのようなものでしたか?
—初めに、会社の紹介と開発研究所の役割についての説明を受けました。その後、製麺体験(手打ちうどん)を行い、どのようにして麺が作られるのかを学びました。昼食には、自分が作ったうどんや自社商品(10種類)の試食評価を行いました。その評価をもとに、午後は「①試食した商品の改良、②新商品の開発」についてグループワークを行い、研究所で働いている社員の方へ発表を行いました。最後に社員の方と座談会を行い、研究所の1日の流れや休日の過ごし方等を話してもらいました。
—インターンシップではどのようなことを学びましたか?
—食品メーカーの業務や研究の仕方、開発商品のコンセプトについて学ぶことができました。その中でも「常にお客様のことを考えて研究開発を行っている点」が、大学での研究と異なる点であることを体感しました。インターンシップを通じて、自分のどの部分が企業で活かせるのか、足りない部分は何なのかを考える良い機会となりました。