生物学科に新任教員が着任しました
2022年4月に山口新平講師が着任しました。今後、生物学科教員の一員として、教育・研究にあたります。
山口講師自己紹介
我々哺乳類は、受精、発生、生殖細胞形成、そして受精、という生殖サイクルを通じて連綿と生命をつないできており、細胞レベルでは生命が出現してから一度も死んでいない、いわば不死の存在です。ゲノムという限られた設計図を元に、この複雑で持続可能な生殖サイクルを可能にしているのがエピジェネティック制御です。わたしはマウスの発生や幹細胞、免疫などを通じてこのエピジェネティック修飾の制御メカニズムと働きを明らかにしていきたいと考えています。学生の皆さんと、まだ世界中で誰も見たことがない真理の探求を楽しみたいと思っています。