生物学科に新任教員が着任しました
2017年4月に多田政子教授が着任しました。多田教授は、これまで、ES細胞やiPS細胞に関する研究に従事されてきました。今後,生物学科教員の一員として、教育・研究にあたります。
多田教授自己紹介
iPS細胞が誕生してから、体を構成する全ての組織細胞になれる幹細胞の存在がにわかに注目されてきました。私は、これに先立ちES細胞の中に体細胞を幹細胞に変える因子が揃っていることを報告してきました。今やES細胞やiPS細胞から卵子や精子を人工的に作りだせるまでになり、マウスでは「体細胞から子孫を残す」ことが可能になりました。生命とは、倫理とは、人間とは。学生のみなさんと共に正しく深く幹細胞の特性を理解しながら、新しいテクノロジーを最大限活用できるよう推進していきたいと思います。