理学部生物学科

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2021年12月1日第2021-1回生物学科セミナー

雑種における異種ゲノム間の軋轢と調和の遺伝的基盤とその進化学的意義

講師:松田 洋一 教授

2021年12月1日5限16:20-17:20に第2021-1回生物学科セミナーを開催しました。

発表者は、名古屋大学大学院・生命農学研究科 名誉教授の松田洋一先生です。2021年度には、東邦大学理学部生物学科で客員教授としてお招きし、生物学特論の授業をご担当頂きました。松田先生は、名古屋大学大学院生命農学研究科附属鳥類バイオサイエンス研究センター (ABRC) で複数のニワトリやウズラ系統の樹立にも尽力されてきました。

哺乳類では性染色体がXY だと雄になりXXだと雌になる雄ヘテロ型(異型)ですが、鳥類では雌ヘテロ型です。両者を区別するために、雌へテロ型性染色体構成を雌ZW、雄ZZと表記します。このように種が離れると、染色体の形、数、機能が大きく異なります。ヒト染色体数は46本ですが、軟骨魚類や鳥類、爬虫類の多くの種は、沢山の小さな染色体(マイクロ染色体)を細胞に持っています。松田先生は、魚から哺乳類まで、染色体がどのように進化してきたのかを総合的に解析されてきました。本セミナーではその一端についてお話し頂きました。

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