2017年度 理科教室(高等学校理科教諭向け)の報告
生物学科では、生物分子科学科と合同で、8/24、8/25に、高等学校理科教諭向けの理科教室を実施しました。
生物学科からは、野外調査プログラムとして
・「動物の行動を科学する! 動物園での行動観察法」(担当:井上英治講師)
・「半自然草原の植物と訪花昆虫調査」(担当:下野綾子講師)
実験系プログラムとして
・「顕微鏡でみる生物・細胞の世界」(担当:後藤友二准教授)
を行いました。
それぞれのプログラムに、千葉県下だけではなく、東京、神奈川、埼玉の高校教諭の先生方が貴重なお休みを割いて参加して頂けました。
生物学科からは、野外調査プログラムとして
・「動物の行動を科学する! 動物園での行動観察法」(担当:井上英治講師)
・「半自然草原の植物と訪花昆虫調査」(担当:下野綾子講師)
実験系プログラムとして
・「顕微鏡でみる生物・細胞の世界」(担当:後藤友二准教授)
を行いました。
それぞれのプログラムに、千葉県下だけではなく、東京、神奈川、埼玉の高校教諭の先生方が貴重なお休みを割いて参加して頂けました。
動物の行動を科学する! 動物園での行動観察法

千葉市動物公園において、霊長類の形態の特徴を実際に観察して頂いた後、行動観察を行ない、その手法を学んで頂きました。高校での動物園実習に前向きな先生も多く、今後、高校生向けに実習を行なうにはどうすればよいかなどの意見交換を致しました。
半自然草原の植物と訪花昆虫調査

半自然草原の植物と訪花昆虫調査では、白井市の草原にて、開花植物の繁殖特性と訪花昆虫の調査法をお伝えしました。動けない植物はどの程度他者に送粉を依存しているのか受粉実験と袋がけ実験で確認するとともに、花の形に応じてどのような昆虫が訪れるのか観察しました。
顕微鏡でみる生物・細胞の世界

顕微鏡でみる生物・細胞の世界では、ネギの発芽根を用いた体細胞分裂の標本作製と観察の他、ヒトやハムスターの体細胞分裂、減数分裂を観察して頂きました。染色体標本の作製裏話や細胞融合から始まったiPS研究の裏話などにも花が咲きました。