理学部生物学科

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TREEセミナーを開催します

TREEとは”Toho Rendezvous with Ecology and Evolution”の頭文字をとったもので、東邦大学理学部の生態学に関する研究室が中心となって開催しているセミナーです。今回は生物学科の非常勤講師としてお招きした森英章氏にご講演頂きます。

タイトル: 「 世界遺産小笠原の最前線で、生物×生物×人×人の関係を仲介する」

講演者:森 英章
一般財団法人自然環境研究センター・主任研究員
(東邦大学・非常勤講師 首都大学東京・客員研究員)

日時:2016年11月21日(月) 16:30-17:30
場所:東邦大学習志野キャンパス 理学部5号館2階 5205

要旨:
東京から1000km、船で24時間の先にある海洋島小笠原の生物たちの進化の価値は、世界自然遺産として認められた。その固有生物の多くは絶滅危惧にあることから、保全研究、保全活動が精力的に進められているところである。

ただし、保全は簡単ではなかった。もちろん、保全対象の生態を明らかにして保護増殖を図ることも必要であるが、ほかの生物との関係、時には外来生物とのバランスも取りながらの保全をしなければならない。
さらには生物と人との関係や、様々な立場の人の関係のバランスも取りながら保全を進めることも重要である。

今回は小笠原に6年間赴任していた間に得られた、生物種内、生物×生物、生物×人、人×人の関係を扱った保全の試行錯誤について、カタマイマイやオガサワラハンミョウ、オガサワラシジミ、アニジマイナゴなど、陸産貝類や昆虫類を中心とした実践例を紹介したい。

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