ヘビの警告色・擬態の進化は 目立つコストで予測できる
毒をもつ動物は、鮮やかでコントラストの強い体色をしていることがあります。このような体色は警告色と呼ばれ、捕食者に対する警告シグナルとして機能します。しかし、目立つことは代償を伴うかもしれません。東邦大学、京都大学、岡山大学、フロリダ・ガルフ・コースト大学の研究グループは、被食者であると同時に捕食者でもあるヘビを対象に種間比較を行いました。その結果、ヘビにおいては、餌動物に目立ってしまうことによる不利益が、警告色や擬態の進化・多様性において重要な要因となっている証拠が得られました。
この研究成果は、2024年3月4日に、米国学術誌「Proceedings of the National Academy of Science」に掲載されました。
この研究成果は、2024年3月4日に、米国学術誌「Proceedings of the National Academy of Science」に掲載されました。