DNA修復と細胞周期の進行を制御する新たな仕組みを発見
生物学科の村本哲哉准教授と英国オックスフォード大学のNicholas D. Lakin教授らの研究グループが、DNAを核内に収納する糸巻きのような役割を果たすヒストンタンパク質のセリンにADPを付加するADPリボシル化修飾が、DNA修復や細胞周期進行の制御に関わっているという新知見を明らかにしました。本研究成果は、がん発症メカニズムの理解やDNA修復経路の解明につながると期待されます。本研究は、英国の科学雑誌「Nature Communications」に2022年1月13日に掲載されました。