40年の長期研究が明らかにした伊豆諸島の進化生物学
~ ヘビの捕食圧と温暖化が促したトカゲの体温上昇 ~
香港大学と東北大学、東邦大学の長谷川雅美教授らの研究グループは、伊豆諸島に生息するオカダトカゲを調査し、捕食者であるシマヘビがいる島嶼では活動時の体温が高くなり、脚の形態も長くなっていることを発見しました。また近年進行する地球温暖化に伴い、オカダトカゲの活動時の体温が上昇していることも突き止めました。
これらの成果は、2021年1月6日付で生態学分野の学術専門誌「Ecology Letters」に掲載されました。
これらの成果は、2021年1月6日付で生態学分野の学術専門誌「Ecology Letters」に掲載されました。