理学部生物学科

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生物学の新知識

細胞再考

「化学工場」といわれる生命の最小単位、細胞についてあらためて考えます

合成胚〜培養細胞から生物を生み出す〜

幹細胞の究極の応用、生物を生み出す最先端の研究の概要を紹介したいと思います。

ホルモンは進化するのか?プロラクチン遺伝子から考える

脊椎動物のホルモンの進化について考えてみたいと思います。

行動観察の方法とその教え方:高校での探究学習への活用へ向けて

動物の行動は多様で面白いです。本稿では、高校での探究学習も意識しながら、動物行動の観察法の教え方について紹介します。

実は多様なヘビの捕食行動 ①

本稿では、ヘビの餌の食べ方の多様性について紹介します。

あなたは何をするものぞ --- 細胞質に存在する翻訳されないRNAたち

リボソームRNA (rRNA) や転移RNA (tRNA) 以外の長いRNAは全て伝令RNA (mRNA) だと思っていませんか?実際には翻訳されずに機能する長いRNAがたくさん存在します。今回はそのようなRNAのお話です。

細胞外ヒストンは生体防御のダークヒーローなのか?

かつては抗菌タンパク質として『生物学の新知識』に紹介されていた細胞外ヒストン。久々に沈黙を破り登場した正義の味方は、実は敗血症に伴う全身性の炎症を陰で操る悪の化身でもあったのだった...。

次世代シークエンサーの可能性

こんにちは。東邦大学理学部生物学科 ゲノム進化ダイナミクス研究室の後藤です。前々回のこのコーナーで「ヒトのゲノムを作れるか?」というお話をしました。その時に次世代シークエンサーについても解説したのですが、あれから次世代シークエンサーの発展はめざましく、多くの生物種の全ゲノム解読が進んでいます。今回は、次世代シークエンサーによる解析がどの程度発展し、今度どうなっていくのか?についてご紹介しようと思います。

除草剤抵抗性雑草の出現と移入

除草剤は現代農業において欠かせないものですが、同じ除草剤をくり返し使用すると、除草剤の効かない抵抗性個体が出現し、難防除雑草になることがあります。こうした難防除雑草は穀物に混入して他国に移入する場合があり、その研究結果を紹介します。

酸化還元酵素 (Oxidoreductase)

酸化還元酵素について説明し、酸化還元酵素が関与している酵素的褐変について紹介します。

「特定外来生物」と「外来生物」と「外来種」・・・さて、違いは何でしょう?

「特定外来生物」と「外来生物」と「外来種」・・・さて、違いは何でしょう?
うっかり同義語として使ってしまいそうですが、実は3者が指すものは少しずつ違うのです。

「巨大両生類、オオサンショウウオの研究」

巨大両生類として知られるオオサンショウウオについての研究成果を論文にまとめ発表しましたので、その内容について簡単にご紹介します。

形態測定学: 体の大きさの自然法則

体の大きさと脳の大きさの関係を説明します。

我々は細胞をつくれるのか

家庭にある材料で工作するのはワクワクするものです。キッチンにある材料で細胞をつくることはできるのでしょうか。

iPS細胞:体細胞から生殖細胞 へ

あらゆる組織細胞に分化できるiPS細胞は、生命の源である生殖細胞も試験管の中で作り出せるようになりました。その進歩を追ってみました。

匂いと脳のストレス応答

ヒトをはじめとする動物にとって非常に重要なテーマであるストレスと匂いの関係について、明らかになってきたことを紹介します。

脳内の謎の器官? Paraphysis:副生体について

脳内の謎の器官?Paraphysisという器官についてご紹介します。

ニホンザルにおいて、順位の高いオスはモテるのか?

ニホンザルには順位がありますが、順位の高いオスが多くの子どもを残しているのでしょうか? 本稿では、DNA解析によって明らかとなった意外な真実について紹介します。

自己複製するオートマトンの社会理論

ー生き物は好きだけれど、数学や物理、化学は苦手と思っていたかつての自分へー

「コロナ禍」: 収束しても油断は禁物 --- そもそもウイルスとは?

新型コロナウイルスによって、我々の生活も多大な影響を受けていますが、ウイルスってどういうものなのか解説します。

その壁を突き抜けろ! -細胞膜透過ペプチドの話-

細胞膜透過ペプチドってご存知ですか?それはひみつ道具の「壁抜け機」を思わせる、ちょっと不思議で、とても役立つペプチドです。

抗体と補体

抗体は病原体などの抗原から生体を守るタンパク質としてよく知られていますが、生体防御には抗体以外にも補体というタンパク質も重要です。今回は抗体と補体について説明します。

たった1塩基の違いで分かれる未来

ヒトを含むあらゆる生物種は、それぞれ固有の遺伝情報(ゲノム)を持ちます。ゲノム情報は、同種内だと99.9%は同じだと考えられていますが、0.1%程度は個体間で異なると言われています。ヒトの性格や能力に多様な個性があるように、ゲノムにも個性があるのです。今回はそんなゲノムの個性についてご紹介しようと思います。

植物の繁殖-自殖?他殖?

被子植物の多くの花では雄しべと雌しべが隣合って配置しています。「自身の花粉で受精するのかしないのか」について考えてみます。

ミトコンドリア呼吸鎖(電子伝達系)複合体のスーパーコンプレックス形成

ミトコンドリア呼吸鎖(電子伝達系)複合体について、解析法と共にご紹介します。

見たことありますか? 豚の饅頭の種

饅頭の種?? そもそも豚の饅頭って何?・・・「豚まん」ではないですよ。

渓流とカエル

渓流環境に適応したカエルに関するお話です。

形態測定学:体の大きさ

形態測定学における体の大きさを説明します。

CRISPR/Cas9を用いたゲノム編集

生命科学の発展を加速させる遺伝子改変法として脚光を浴びているゲノム編集技術について解説します。

ES細胞とiPS細胞:幹細胞のあれこれ

これから幹細胞オタクになりたい方に向けた入門編です。

化学的ストレス

化学的ストレスのうち、環境中の化学物質による健康被害について振り返ると共に、内分泌撹乱物質(環境ホルモン)と呼ばれた化学物質と発達障害について紹介します。

タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?その2
~プロラクチンの脳内への移送メカニズム研究の進展~

ホルモンがどのように脳に入り込むか、そのメカニズムに関する話題です。

遺伝子解析による未知ゲンゴロウ類の種同定

本学の卒業生で、現在理学部の非常勤講師としていくつかの科目を担当していただいている猪田利夫氏に、本研究室の訪問研究員として研究室の学生達と取り組んだ研究のうち「大型水生昆虫を研究材料にして行った研究」の一部を直接氏にまとめてもらいましたので、以下に紹介させていただきます。

霊長類はどのような社会で暮らしているか?—DNA分析が明かすチンパンジー・ゴリラの社会

現代の人間社会は複雑ですが、ヒトに近い類人猿はどのような社会に暮らしているのでしょうか? チンパンジーとゴリラを中心に霊長類の社会について紹介します。

伊豆諸島におけるイタチ導入:歴史と事実と教訓

伊豆諸島におけるイタチの話です

粘菌のオーガナイザーその2--- そこで働く転写調節因子の上下関係

粘菌のオーガナイザーの話、第2弾です。大学院生の受賞論文の内容について解説します。

両生類は魔弾の射手

両生類の先天的防御機構について学会発表風にご紹介します。

血管の内側で血液が凝固したら

血管内で血液が凝固した時、その塊を溶かす働きについて説明します。

ヒトのゲノムはつくれるのか?

ヒト人工ゲノムを持つ細胞樹立計画にまつわるゲノム科学業界のお話です。

高山植生モニタリング

高山植生の変化を知るため取り組んでいることを紹介します。

ミトコンドリア呼吸鎖(電子伝達系)複合体と活性酸素種

ミトコンドリア呼吸鎖(電子伝達系)複合体が電子を受け渡す際に、漏れ出した電子が酸素分子を一電子還元して、スーパーオキシド(活性酸素種のひとつ)が発生します。

3種の灰色藻グラウコキスチス属植物が習志野キャンパスの人工池から見つかる

東邦大学の人工池から新種が見つかりました。

テレビに映った研究室や病院で見かける「あれ」は何?

テレビに映った理系の研究室、あるいは病院の診察室で見かけるあの機器・用品は何に使うものなのでしょう。

3本? 4本? 5本? カエルの指について

カエルの形態の多様性に関するお話です。

形態測定学

生物の大きさと形について解説します。

アロマと嗅覚、そしてストレス

嗅覚のメカニズムとアロマのストレス抑制効果について解説します。

タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?-プロラクチンの中枢神経系への作用を例に-

下垂体ホルモンの脳への作用に関するお話です。

ヌタウナギ-二つのゲノムと染色体放出-

ヌタウナギの不思議なゲノムのお話です。

顕微鏡で生命現象を可視化する

ライブイメージング技術のお話です。

樹木の分布をエンボリズムから考える

樹木分布のお話です。

ドーキンズの島

ドーキンズの島、伊豆諸島のお話です。

粘菌のオーガナイザーと形態形成

粘菌の形態形成にとって重要なオーガナイザーの話です。

抗菌ヒストンを追いつめろ!Part II:Arg-rich型ヒストンの逆襲

抗菌性ヒストンシリーズ・第4弾!高アルギニン型ヒストンの抗菌メカニズムの秘密が、ついにベールを脱ぎます。

血液が固まるということ

出血時に血液が凝固する機構と血管内でも起こる血液凝固について解説します。

遺伝子量補正機構の裏話

多くの生物は性染色体上の遺伝子の量を補正する働きを備えています。この「遺伝子量補正機構」について紹介します。

食物連鎖はどこまで続く?

食物連鎖の「長さ」はどのように決まるのかを調べた研究を紹介します。

生体内のレドックス(酸化還元)反応と活性酸素種

「活性酸素種」とは具体的にどのような分子なのか解説します。

天高く人も肥ゆる(?)秋にお届けする、お米の話

日本人になじみの深いお米にまつわるエトセトラです。たった1粒のお米の中にも色々な話題が詰まっています。

東京湾の運河から新種の糸状緑藻(シオグサ科植物)キヌイトジュズモを発見

分類学者の夢でもある新種記載のエピソードです。

隅田川の水はテムズ川に通じるか—汎世界分布の謎

ミズクラゲは長い間、世界のどこの海に住んでいるものでもみな同じ一つの種、つまり汎世界分布種と考えられてきましたが、遺伝子を使った近年の研究でそれが否定されました。そもそも、汎世界分布ということはありうるのでしょうか。

ストレスと脳

脳がストレスにどのように反応するのかを解説します。

後葉ホルモン受容体研究の展開

下垂体後葉から分泌されるホルモンの受容体の話です。

8本脚の嫌われもの

キャンパスのササグモから見つかった不思議なゲノム構造の話です。

鳥島におけるアホウドリ繁殖集団の再確立

30年以上前から始まったアホウドリの保護活動を振り返ります。

厳しい環境で越冬できるハクサンシャクナゲ

園芸植物としても親しまれているシャクナゲは、実は大変強く、厳しい高山にも生育できます。その理由を考えます。

海と鳥と蛇と

小さな島にすむ巨大蛇の話題です。

粘菌よもやま話

農業をする?粘菌の話です。

抗菌性ヒストンを追いつめろ! Part I

抗菌性ヒストン研究の新たな展開を紹介しています。

ヘモグロビン

哺乳類が持つヘモグロビンの構造と代謝産物について紹介します。

光合成で働く電子伝達体:プラストシアニンとシトクロム(その2)

光合成で働く電子伝達体(プラストシアニンとシトクロム)の合成の切り替わりが発見された歴史を紹介します。

雑種のはなし

雑種と生物多様性の話題です。

発生学の大スター:ウニとヒトデ

発生学の研究を支えてきたウニとヒトデのお話です。

♪そっと覗いてみてごらん

ミクロの世界を覗くカメラとレンズの話です。

貝の上に生きる藻類

今回の「生物学の新知識」では、特別な貝を選んでその上に付着する藻類の謎に迫ってみます。

ヒガシナメクジウオの氏素性

天然記念物にもなっている日本で一番普通のナメクジウオ類の種名と和名が変わったわけは?

香りがストレスを抑制する?不眠ストレスに対するコーヒーアロマの癒し効果

コーヒーの香りがストレスを抑制することを示した研究です。

抗菌性ヒストンを追いかけろ!Part II

抗菌性ヒストン研究の新たな展開を紹介しています。

B染色体 — B級の染色体? 【2010年3月号】

染色体研究の最前線です。

アホウドリ、再生への軌道に乗る 【2010年2月号】

アホウドリの近況報告

気候温暖化と習志野キャンパス 【2010年1月号】

気候温暖化と習志野キャンパス

先端技術の表と裏 【2009年12月号】

先端技術の表と裏

見える世界と見えない世界 Part 2 【2009年11月号】

見える世界と見えない世界 Part 2

体温はなぜ37℃なのか 【2009年10月号】

動物の体温はなにで決まるのか

細胞壁のはなし 【2009年9月号】

細胞を仕切る壁とは?

習志野キャンパスの四季 夏の鳥たち

習志野キャンパスの四季 夏の鳥たち

抗菌性ヒストンを追いかけろ! Part I 【2009年6月号】

今月の話題は抗菌性ヒストンです。

臍帯血(さいたいけつ) と HLA【2009年5月号】

習志野キャンパスの四季【2009年春号】

習志野キャンパスの四季

アホウドリの「デコイ作戦」に完全成功【2009年2月号】

アホウドリのデコイ作戦

外来生物とその管理【2009年1月号】

外来種の問題ってなに?

「タナゴは曲者」【2008年11月号】

今月は分子生物学の研究方法を説明します。

気候温暖化と高山生態系 【2008年9月号】

世界に誇る日本のブナ林。四季折々のブナ林の生態を紹介します。

酵素の複数形って何?  【2008年8月号】

今月はアイソザイムがテーマです

あじさい 【2008年7月号】

習志野キャンパスは紫陽花が満開です

黄色い消防車  【2008年6月号】

黄色い消防車を見たことがありますか

進化生態学の国際共同研究 【2008年5月号】

爬虫類の国際共同研究

細胞性粘菌は万能細胞 【2008年4月号】

粘菌細胞は万能細胞?

恐竜を見ていた動物 【2008年3月号】

「生きている化石」が現代に甦る話です。

ミノガメの秘密 【2008年2月号】

浦島太郎の亀は本当に毛が生えていたの?

生体防御の秘密兵器・抗菌ペプチド 【2008年1月号】

抗菌ペプチドとは何か?

フィブリノーゲン 血栓形成の立役者 【2007年12月号】

偉大なる運送屋さん、血液/液体から固体へ、ダイナミックな転換/血液凝固周辺の最近の話題

「こうよう」と「こうよう」解こうよ! 【2007年11月号】

柿食えば・・・/「こうよう」と「こうよう」/黄葉の仕組み/紅葉の仕組み/紅葉の意義/業平も愛でた「こうよう」

生物の多様性と中立性 【2007年10月号】

生態学研究の最前線

え! なにこれ! 【2007年9月号】

染色体研究の新たな展開!

光合成で働く電子伝達体: プラストシアンとシトクロム 【2007年8月号】

光合成では青いタンパク質と赤いタンパク質が働きます。

「生きた化石-ヌタウナギ」 【2007年7月号】

染色体放出とは何かを解説します。

「オキノタユウのひな、ついに200羽をこす!」 【2007年6月号】

オキノタユウ(=アホウドリ)の研究と保護の第一人者である長谷川博教授の報告です。

「ブナ林の営み」 【2007年5月号】

世界に誇る日本のブナ林。四季折々のブナ林の生態を紹介します。

「発光生物」 【2007年4月号】

発光生物を整理してみると/どのようなメカニズムで光る?/生物の発光反応が生命現象の解析に利用できる?/おわりに

「紅藻ベニスナゴ」 【2007年3月号】

わが国の岩礁海岸に生育するごく普通に見られる海藻の1種、紅藻ベニスナゴのお話です。

「見える世界と見えない世界」 【2007年2月号】

自然はわれわれ人に見える世界だけではありません。見えない世界でも植物や動物はさまざまな工夫をこらして生存競争をしています。

「DNAバーコードプロジェクトのお話」 【2007年1月号】

「粘菌という生き物」 【2006年12月号】

粘菌とは?/動物か植物か?

「動物精子の運動」 【2006年11月号】

「マリモの不思議」 【2006年10月号】

マリモって何?/驚異的生き物/不可思議な葉緑体

「光るタンパク質 - GFPのお話」 【2006年9月号】

ホタルも光ればクラゲも光る、細胞生物学研究ツールのスマッシュヒット、緑色光を追跡せよ

「水の華」 【2006年8月号】

水の華/アオコだけがなぜ増える/アオコが増えると/アオコの防除法は

「血液の神秘」 【2006年7月号】

偉大なる運送屋さん、血液/液体から固体へ、ダイナミックな転換/血液凝固周辺の最近の話題

「恋するヒマワリ」 【2006年6月号】

ヒマワリの花はどこが花?/本当に太陽の方向を向くの?/ヒマワリの悲恋/ヒマワリの恋のメカニズム/赤いヒマワリ!? テディーベア!?

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