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プレスリリース 発行No.1242 令和4年10月18日

習志野キャンパス構内に現存する旧日本陸軍の騎兵旅団兵舎を一般公開
~ 老朽化による解体工事を前に ~

 東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)では、このたび解体することとなったキャンパス内に現存する旧日本陸軍の騎兵旅団兵舎であった建物を、解体に先立ち一般公開します。

 当該建物は旧日本陸軍の第一騎兵旅団の下に編成された騎兵第十三聯隊および同第十四聯隊が使用していた建物とされており、本学では2013年頃まで柔道部、空手道部の武道場として使用してきました。しかしその後老朽化が進み、キャンパス再整備計画の一環である道路整備の計画線上に位置していることから、この度解体する運びとなりました。工事は2022年11月下旬の着工を予定しております。

 一般公開は下記の日時に行いますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。
現在、本学では新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う入構規制を行っております。キャンパスへご入構の際は、正門脇にあります警備室にご見学の旨、お伝えください。
    
日 時 2022年10月30日(日)・11月5日(土) 両日とも10:00~15:00
場 所 東邦大学習志野キャンパス(千葉県船橋市三山2-2-1)

ご参考

 東邦大学習志野(薬学部・理学部・健康科学部)キャンパス及び東邦大学付属東邦中・高等学校がある千葉県習志野市は、1900年に日本で初めて陸軍騎兵旅団が設立されて以来陸軍用地として発展してきました。
 東邦大学習志野キャンパスは騎兵第十三聯隊の跡地であり、東邦大学付属中・高等学校は、騎兵第十五聯隊の跡地ですが、当時の建築物はその後多くが取り壊され、現在へと姿を変えてきました。2009年に、地域の街おこしの一環として周辺に残る陸軍由来の歴史的事物の調査を開始したところ、本建築物が本格的な調査の対象となり、その後1900年に建築された旧日本陸軍の騎兵兵舎であったことが明らかとなりました。
鋳鉄製換気口グリル
陸軍を示す五芒星の文様
以上

一般公開に関するお問合せ先

東邦大学習志野学事部学事支援課総務人事担当
〒274-8510 船橋市三山2-2-1
TEL 047-472-9199