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プレスリリース 発行No.1043 令和元年11月27日

東邦大学が中心となって実施した感受性調査で集積された臨床分離株11万株の
所有権が第一三共株式会社から国立感染症研究所に無償譲渡

 1994年~2016年にかけて、東邦大学医学部微生物・感染症学講座が中心となり、レボフロキサシン(LVFX)感受性調査が実施されました。これは、故 山口 惠三教授から舘田 一博教授が引き継ぎ、LVFX及び他の抗菌薬耐性状況を把握するために行われたものです。
 この間に国内から集積された貴重な11万株について、この度、その所有権が第一三共株式会社から国立感染症研究所に無償譲渡され、同研究所・薬剤耐性菌研究センター 薬剤耐性菌バンクで保管されることとなりました。

 保管された菌株が、世界的に進められている薬剤耐性の生態系の解明や、その発生・伝播に関する研究に更に有効活用されることを期待しています。

 本件は、第一三共株式会社、国立感染症研究所ならびに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)のホームページにも公開されていますので、ご参照ください。

第一三共株式会社
https://www.daiichisankyo.co.jp/corporate/csr/info/191121001.html

国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/disclosure/9207-lvfx-suscept-biobank.html

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
https://www.amed.go.jp/news/topics/20191121.html


以上

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