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プレスリリース 発行No.938 平成30年11月13日

水生植物を効果的に保全するには?
~ 種の生活史特性を考慮した保全対象地の選択が有効 ~

東邦大学理学部生命圏環境科学科 西廣 淳准教授は、国立研究開発法人国立環境研究所、国立大学法人東京農工大学、及び学校法人常葉大学と共同研究を行い、東広島市西条盆地にある415のため池に生育する水生植物62種について、過去37年間の在・不在データを解析し、一度池から消失した水生植物種が再び出現(個体群が回復)する頻度を明らかにしました。さらに、この再生プロセスを考慮して保全対象とするため池を選定した場合、それらを考慮しない場合に比べて少ない数のため池でより多くの種を効果的に保全できることを明らかにしました。

本研究は、水生植物を効果的に保全するには、生物が持つ生活史特性と個体群動態を考慮した保全計画を立案・実施することが重要であることを明らかにした初めての研究です。

詳細については、下記URLをご覧ください。
国立研究開発法人国立環境研究所プレスリリース

研究に関するお問い合わせ先

東邦大学理学部生命圏環境科学科 准教授 西廣 淳             
〒274-8510 船橋市三山2-2-1
TEL/FAX: 047-472-3512
Email:jun.nishihiro[@]env.sci.toho-u.ac.jp 
※E-mailはアドレスの[@]を@に替えてお送り下さい。

本リリースの配信元

学校法人東邦大学 法人本部経営企画部   
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