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プレスリリース 発行No.921 平成30年10月11日

東邦大学看護学部 医療人の基礎である人間性の向上を目的とした「自然体験学習」を実施

東邦大学看護学部(学部長:福島富士子)では、去る9月5日から7日にかけて、山梨県北杜市の国際自然大学校を拠点に、恒例の「自然体験学習」を実施しました。

対象は1年生:114名で、大自然の中で共同生活し、自然の厳しさ、助け合う心などを体験的に学習し、本学の建学の精神である「自然・生命・人間」に基づき、かけがえのない自然と人間を守る心を広く身につけ、医療人の基礎である人間性を向上させることを目的としています。  
 
学生は電気やガスのない自然環境の中で共同生活を行います。1日目はテント設営や薪割りなどキャンプの基本技術の習得、2日目は八ヶ岳の編笠山登山、3日目はプロジェクトアドベンチャーと呼ばれる人材育成プログラムを行います。このプログラムは立ち木や丸太、ロープがあらかじめ用意されたアスレチックコースのような環境下で、グループで協力しないと達成出来ない課題を体験していくもので、学生達は、このような体験を通じてお互いの信頼関係を構築していきます。

本年度は台風の影響で例年より1日短い3日間での開催となりました。雨が降る場面もありましたが、天候という自然の厳しさを身をもって経験したことで、どのような状況下においても可能な限り医療活動を行わなければならないという、医療人としての姿勢・態度が育成されたものと考えています。
東邦大学看護学部は、1926年(大正15年)に開設された東邦大学の前身である帝国女子医学専門学校の付属看護婦養成所をルーツとし、本年で看護教育92年の歴史を数えます。東邦大学の建学の精神である「自然・生命・人間」のもと、豊かな人間性をそなえた良き医療人を育成することを、その教育理念としています。

以上

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