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プレスリリース 発行No.799 平成29年7月27日

医学部 夏山診療所「西穂高診療所」を開設

 東邦大学医学部では、北アルプス西穂高岳の「西穂山荘」に、24時間即応態勢の夏山診療所「西穂高診療所」を7月30日(日)から8月27日(日)まで開設します。期間中は、山荘の夕食後の時間を使い、山特有の病気や予防法などについて医師が講演会を行います。

 東邦大学医学部では、1955年より毎年夏山シーズン中に「西穂高診療所」を開設しています。北アルプス・穂高連峰西南端に位置する「西穂山荘」(標高2,367m)の別棟にある本診療所では、東邦大学医療センターの3病院(大森・大橋・佐倉)から派遣された医師・看護師が登山者のけがや疾病などの診療を行います。期間中の毎日1~4名の医師及び2名の看護師が常駐し、軽症な外傷から頭痛、嘔吐、胃腸炎など高山病が原因とみられる諸症状まで幅広く対応します。

講演会開催(予定)

8月 1日(火)「山の上で学ぶ救急蘇生法」 東邦大学医学部教授 中野 弘一
8月 7日(月)「山で起こる頭痛」 東邦大学医療センター大橋病院神経内科教授 藤岡 俊樹
8月13日(日)「低体温症と脱水症」 東邦大学医療センター大森病院消化器センター助教 片桐 敏雄
8月16日(水)「登山中に起こる熱中症とその対策」 同センター同病院消化器内科助教 佐藤 真司
8月25日(金)「高齢者登山で知っておくべきこと」 同センター同病院消化器センター准教授 小池 淳一

大橋病院神経内科  藤岡俊樹教授(西穂高診療所運営委員長)による夏山登山のアドバイス

● 弾丸ツアーや夜行、無理な旅程などで体調を崩さないように気をつける。
● ロープウェイで高いところまで登る際は、気温、気圧の大きな変化に気をつける。
● 自分の体力や経験を過信しない。頑張りすぎない。計画を変更し“引き返す勇気”も大切。
● トイレのことは気にせず、十分な水分摂取を心がける。
● 持病や生活習慣病のある人は、慎重の上にも慎重な登山計画を立て、無理をしない。

以上

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