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プレスリリース 発行No.697 平成28年7月27日

「ひらめき☆ときめきサイエンス」採択事業の
中・高校生対象研究体験プログラムを開催
~ 「細胞の『死』が、生命(いのち)を支えていることを学ぼう」 ~

東邦大学医学部(大田区大森西)では、日本学術振興会が行っている「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI~」の採択プログラムとして、中・高校生を対象とする研究体験プログラムを下記の通り開催します。



1、日 時     2016年8月23日(火)9:00-17:00

2、場 所     東邦大学医学部大森キャンパス(大田区大森西5-21-16)

3、対象・定員   中・高校生 20名

4、参加・申込   既に締め切っています。

5、内 容
多細胞生物が個体として生きている間も、生物の中では毎日たくさんの細胞が死んでいます。それはなぜかというと、成長の過程で不要になった細胞や、ウイルスに感染した細胞、DNAに傷害を受けた細胞を「死なせる」ことで除去することは、遺伝子の変異などを蓄積せずに、正確な遺伝情報を子孫に伝えるためにとても大切なことだからです。

そこで本プログラムでは、細胞はどのようにして死ぬのか、細胞が死ぬと何が起こるのかを授業と動画で学んだあと、細胞が死ぬ時に起こる格の変化を調べ、生物が元気に生き続けるためには細胞の「死」が必要であることを学びます。
          <スケジュール>
          9:00 受付開始
          9:30  開講式
          9:50  講義「細胞の死は生物の存続に必要である」
          10:35  休憩
          10:45  実験:アポトーシスを起こした細胞からのDNA抽出と電気泳動
          12:20  昼食~施設見学
          13:50  実験:アポトーシスを起こした細胞核の観察
          15:30  クッキータイム(大学院生、学生との対話)
          16:30  修了式(未来博士号授与)
          17:00  解散

6、担 当     医学部(生化学分野)教授 中野 裕康  (実施代表者)
          医学部(生化学分野)助教 出口 裕   (実施担当者)


以上

【リリースに関するお問い合わせ先】
東邦大学医学部生化学講座 
〒143-8540大田区大森西5-21-16
TEL 03-3762-4151 内線2355