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プレスリリース 発行No.691 平成28年6月16日

「ひらめき☆ときめきサイエンス」採択事業
高校生対象の実験教室を開催

~放射線を測定して,バクテリオファージのDNAとタンパク質を追跡しよう!~

 東邦大学理学部(船橋市三山)では、日本学術振興会が行っている「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI~」の採択プログラムとして、高校生を対象とする実験教室を下記の通り開催します。
 
1、日  時        2016年7月30日(土)9:30-16:50

2、場 所       東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)

3、対象・定員   高校生・24名

4、費 用       無料

5、申込方法    下記の申し込み専用サイトから受け付けます。
          https://sslweb.toho-u.ac.jp/cgi-bin/sci/sci_sem2016_1/entry.cgi

6、申込締め切り  2016年7月15日(金) 先着順にて受付を行います。

7、内 容    
 ベクレルやシーベルトといった放射線に関わる用語をニュースなどで耳にすることと思います。これらの量をどのように測るかご存知ですか。いずれの量も測定機器に入ってきた放射線を1個ずつ数えることにより測ることができます。今回の講座では、携帯用の簡易測定器を用いて乾燥コンブや肥料など身の回りの物から出てくる放射線を数えたあと、同じ機械で実験室の中で使う放射性のリン-32とイオウ-35から出てくる放射線を数え、放射線の透過性などの性質を調べます。放射線の計数によって極めて少量の物質を測定できることを利用して、放射性のリンとイオウでバクテリオファージのDNAとタンパク質に目印をつけ、バクテリオファージが大腸菌に感染するとき、どちらが大腸菌のなかに入っていくか追跡する実験(ハーシー・チェイスの実験)を行います。これらの実験をとおして、放射線の測り方を知り、その性質や放射性物質の使い方を理解してもらいたいと思います。

          詳細は下記サイトよりご覧ください。
                http://www.toho-u.ac.jp/sci/eventinfo/2016/036606.html

8、担 当     理学部生物分子科学科教授 佐藤浩之 (実施代表者)
           理学部生物分子科学科教授 藤崎真吾 (実施分担者)
 
9、備考、注意事項
  ・講座参加にあたり、保護者の許可をもらってください。今回の実験において、法令上の一般公衆の年間実効線量限度である 1ミリシーベルトの365分の1を超えて放射線被ばくをすることはありません。
  ・筆記用具を持参してください。
  ・昼食はご用意します(学生食堂)。
 
以上

<実施・申し込みに関するお問合せ>
東邦大学 入試広報課
〒274-8510 船橋市三山2-2-1
TEL 047-472-0666