プレスリリース 発行No.658 平成28年1月27日
「生活習慣病と認知症について」
【日 時】 2月6日(土)13時00分 ~ 14時30分
( 開場12:30 )
【会 場】 東邦大学医療センター大森病院 臨床講堂
(病院5号館 地下1F)
東京都大田区大森西6-11-1
【定 員】 120名
【その他】 受講料無料。 事前申し込み不要。
当日会場へ直接お越しください。
【講 師】 東邦大学医学部 神経内科学講座
助教 高澤 隆紀
認知症の患者さんは約462万人いるとされており、2025年には700万人を突破すると推測されています。さまざまな治療薬の開発がなされていますが、現時点では病状を遅らせることが限界です。
どの病気もそうですが、認知症においても早期予防・早期発見が重要です。認知症の中で、最も多いアルツハイマー型認知症は、症状が出現する20年以上も前から脳内の変化が起きていることが分かっています。アルツハイマー型認知症の発症因子をいかに減らし、防御因子を積極的に取り入れることで発症予防や発症時期を遅らせることが出来ると考えられています。
重要な発症因子としては、高血圧症、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病や、喫煙歴、抗うつ剤や一部の睡眠薬の長期服用などがあります。
本講座では、どのようなことに注意して生活を送れば認知症になることを回避でき、認知症発症後もその進行を予防するにはどうすれば良いか、認知症専門医の立場から分かりやすく講義します。
東邦大学医療センター大森病院では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する
一助として役立てていただくことを目的に、一般の方を対象とした公開講座を開催して
います。気になる病気の予防や治療について、専門医がわかりやすく説明するのはもち
ろん、質疑応答の時間も設け、受講者の皆様からのご質問に丁寧にお答えいたします。
【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター大森病院 総務課
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151 月~金曜日の午前9時~17時まで