プレスリリース 発行No.626 平成27年9月15日
額田記念東邦大学資料室
東邦大学創立90周年記念展示
「額田豊・晉の生涯 東邦大学のルーツをたどる」
習志野キャンパスにて開催
10月15日(木)より、東邦大学創立90周年記念展示「額田豊・晉の生涯 東邦大学のルーツをたどる」を、東邦大学習志野キャンパス 習志野メディアセンターにて開催します。医師として、多くの社会的事業を成し遂げた創立者兄弟の足跡を振り返ることで、本学のルーツをたどります。
【期 間】平成27年10月15日(木)~11月11日(水)
【場 所】東邦大学習志野キャンパス 習志野メディアセンター 3階 【主 催】額田記念東邦大学資料室 【入場料】無料 【展示物(予定)】 額田豊 自筆草稿/額田晉 東京帝国大学医科大学卒業証書/ 額田晉 恩賜銀時計/など |

大正14年に帝国女子医学専門学校として開校した東邦大学は本年、創立90周年を迎えました。本学は医師である額田豊・晉の兄弟2人が創立した学校です。開校後、看護婦養成所、薬学科、昭和16年には日本初の女子理学専門学校を開設し、女性のための自然科学系総合学園を作り上げました。
事業に取り組んだ兄・豊、研究に打ち込んだ弟・晉は、外見も性格も似ていない兄弟でしたが、教育・医療に対する熱意は同じでした。90周年を機に改めてその足跡を振り返るべく、炭山嘉伸『額田豊・晉の生涯 東邦大学のルーツをたどる』(中央公論事業出版、平成27年)が発行されました。
今回の展示では、書籍作成にあたり関係者の方々からご提供いただいた情報・資料を中心に、その歩みの一端を紹介します。この展示を通して、大正から昭和という激動の時代に多くの社会的事業を成し遂げた兄弟の、学校創立にかける想いを受け取っていただければ幸いです。
今回の展示では、書籍作成にあたり関係者の方々からご提供いただいた情報・資料を中心に、その歩みの一端を紹介します。この展示を通して、大正から昭和という激動の時代に多くの社会的事業を成し遂げた兄弟の、学校創立にかける想いを受け取っていただければ幸いです。
額田豊(兄):東京帝国大学医科大学 卒業。額田病院・額田保養院等を創設。 多くの新聞や雑誌に健康・保健衛生記事を執筆。特に、医師の立場から安価な食品選択をまとめた『安價生活法』(政教社、大正4年)はベストセラーとなり、シリーズ本が続々と出版された。
額田晉(弟):東京帝国大学医科大学 卒業。額田内科病院・額田医学生物学研究所を創設。 大学卒業時に「銀時計」を下賜された。多機関での研究活動を通して医学・理学両博士号を取得し、晩年まで研究を行うなど、生涯を通して学問への探求を続けた。 |
【お問い合わせ先】
学校法人東邦大学 額田記念東邦大学資料室
〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16
TEL 03-5763-6697