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プレスリリース 発行No.596 平成27年5月8日

東邦大学医療センター大森病院 公開講座
「加齢と眼の病気」
~白内障・緑内障・加齢黄斑変性~

東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区大森西)では、5月23日(土)に「加齢と眼の病気」をテーマに一般の方に向けた公開講座を開催します。

身体の病気は老化や加齢に伴う変化が主な原因となります。今回は眼の加齢現象で多くみられる白内障・加齢黄斑変性・緑内障について、本院の眼科の医師3名がわかりやすく解説いたします。
加齢と眼の病気
  ■ 日時:2015年5月23日(土)13:00~14:30(開場12:30~)
  ■ 場所:東邦大学医療センター大森病院 5号館地下1階臨床講堂
  ■ 定員:120名
■講演内容
講演 白内障 講演 加齢黄斑変性 講演 緑内障
堀 裕一
教授、診療部長
松本 直
講師
柴 友明
講師
白内障は、眼の中のレンズである水晶体が 加齢によって濁ることで外からの視覚情報が眼の中に入りずらくなり、視力が下がります。
「ものがかすんで見える。」「ぼやけてみえる。」「少しまぶしい。」などが初期症状です。現在、治療としては、濁った水晶体を透明な人工水晶体
(眼内レンズ)に取り換える手術(水晶体再建術)があり、日本では年間約120万件の白内障手術が行われています。講演では白内障の病態と手術についてお話しさせていただきます。
加齢黄斑変性は欧米では中途失明の第1位の病気で、日本でも最近増加してきて中途失明の第4位となっている病気です。50歳以上の約1%に認められます。
最近まで治療法がない病気でしたが、最近いくつかの治療法が開発され、多くの患者さんの視力維持や改善が得られるようになってきています。
講演では加齢黄斑変性の診断と治療、予防についてお話しさせていただきます。
緑内障は現在日本における中途失明の第1位の疾患で、40歳以上では20人に一人の割合で発症する身近な病気です。
今回は緑内障の原因、治療についてお話させていただきます。本講座を通じて緑内障という病気の理解に少しでもお役立ていただければ幸いです。

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター大森病院 総務課
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1 電話:03-3762-4151(代表)
公開講座URL : http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/kokai_koza/index2015/034149.html