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プレスリリース 発行No.536 平成26年9月12日

東京大学・横浜市立大学・東邦大学・自治医科大学合同セミナー
がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン

東邦大学医療センター大森病院 公開講座
「泌尿器がん手術治療最前線」

 東邦大学医療センター大森病院(大田区大森西)では、9月27日(土)に、「泌尿器がん」に関する公開講座を開催します。詳細は次のとおりです。
 東邦大学医療センター大森病院は、文部科学省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」(※)の取り組みの一環として、年1回、がんについての公開講座を開催しています。今年は9月27日(土)に、前立腺がんを中心とする「泌尿器がん」の最新治療について、わかりやすく解説します。

※「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」: 文部科学省が手術療法、放射線療法、化学療法その他のがん医療に携わるがん専門医療人を養成する大学の取り組みを支援する事業。東京大学・横浜市立大学・東邦大学・自治医科大学が連携し、「がん治療のブレイクスルーを担う医療人育成」プログラムが採択され、平成24年度からその取り組みを開始。

泌尿器がん手術治療最前線

日 時 2014年9月27日(土)
13:00~14:30
(開場12:30~)
会 場 東邦大学医療センター大森病院
5号館地下1階 臨床講堂
定 員 120名
中島先生

国内最先端のロボット補助下腹腔鏡手術『ダヴィンチ』を中心とする、
最新の泌尿器がん治療について解説

中島 耕一 教授
東邦大学医療センター大森病院 泌尿器科

公開講座の様子

  「泌尿器科」イコール「男性器に関連した診療科」というイメージをもたれる方が多いようですが、実は性別を問わない診療科であることをご存知でしょうか。腎・膀胱・尿管・尿道など、尿路生殖器および後腹膜といわれる空間に存在する臓器すべてに関連する疾患を扱うのが泌尿器科なのです。
さらに、「意外と広い」分野を扱うだけでなく、膀胱鏡をはじめとする内視鏡を用いた治療をリードしてきた、先進性の高い診療科であることも、泌尿器科の特徴です。
昨今盛んになっている腹腔鏡下手術の中でも、副腎摘出術が日本人泌尿器科医(新潟大学・東京大学)によって開発されたことは、特筆に値するといえます。
このように進取の気性に富む泌尿器科において、最新治療として現在注目されているのがロボット補助下腹腔鏡手術(ダヴィンチ)です。国内では唯一、前立腺がんの治療に対してのみ、保険が適用されています。本講演では泌尿器の悪性腫瘍に対する内視鏡的手術、とくにダヴィンチを中心とした前立腺全摘手術についてご紹介します。

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター大森病院 総務課  
〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1 電話:03-3762-4151(代表)