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プレスリリース 発行No.515 平成26年6月9日

「ひらめき☆ときめきサイエンス」採択プログラム
話題の科学を体験しよう!
高校生対象 理学部実験教室 開催

東邦大学習志野キャンパスにおいて、夏休み期間中に『ひらめき☆ときめきサイエンス』採択事業である実験教室を開催します。今話題の遺伝子診断や放射線について、講義と実験を通して学ぶプログラムを用意しました。

遺伝子診断~あなたの遺伝子を調べてみませんか?

講師:柳内和幸 准教授(理学部 生物分子科学科)
 
申込受付締切:2014年6月30日(月)
※希望者が定員を上回る場合は、抽選にて参加者を決定し、7月上旬に連絡します。
 
【日時】8月4日(月) 9:30~18:30 (受付 9:00~) 
【対象・定員】高校生 20名
【持ち物】筆記用具、ノート
 
 「近い未来の医療~あなたの遺伝子を診断しませんか~」。 DNA に書かれている暗号には個人差があり、「背の高さ」、「病気へのかかりやすさ」など、体質を決めるのに重要な働きを担っています。本講座では、頬の細胞から調製した自分のDNA を精製し、PCR によるDNA の増幅や制限酵素反応などを行って、発癌性物質の代謝にかかわる遺伝子を調べることで遺伝子診断について学ぶことを目的としています。 遺伝の基礎から最新のゲノム医科学までをイラストや動画を使ってわかりやすく講義し、自分のDNAを最新の実験機器で分析してみませんか?

放射線の性質を知り、バクテリオファージ遺伝物質を確かめよう!

講師:佐藤浩之 教授(理学部 生物分子科学科)
 
申込受付締切:2014年7月10日(木) 
 ※希望者が定員を上回る場合は、抽選にて参加者を決定し、7月中旬に連絡します。
 
【日時】7月26日(土) 9:30~16:40 (受付 9:00~)  
【対象・定員】24名 
【持ち物】筆記用具 
 
 最近、ベクレルやシーベルトなど、放射線・放射能に関わる用語を頻繁に聞くようになりましたが、放射線ってどんなもので、どんな作用があって、どんな事に利用されているのか、皆さんは必ずしも良く知らないのではないでしょうか。ラドン温泉など、わずかな量の放射線は私たちの身の回りに溢れていますし、少し強い放射線を使ってレントゲン写真を取ったり、ガンの治療をしたり、さまざまな分野の研究開発や製造、工業などにも利用されています。今回の実験ではまず放射線の性質や、その測定原理・測定方法を知ってもらうと共に、実際に放射性のリン-32とイオウ-35を使ってバクテリオファージのDNAとタンパク質に目印をつけ(標識)、どちらが大腸菌に取込まれるかを調べます(ハーシー・チェイスの実験)。これらの実験をとおして、放射線の性質や使い方を正しく知ってもらえたらと思います。
 
 
 
※両プログラムとも東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山2-2-1)で開催します。
※両プログラムとも昼食はご用意します(学生食堂)。
お申込み:下記のWebサイトから申込フォームに入り、必要事項を入力の上、送信してください。
 
※本プログラムは(独)日本学術振興会 「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI~」事業に採択されています。

日本学術振興会(ひらめき☆ときめきサイエンス)
 http://www.jsps.go.jp/hirameki/index.html

【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL : 047-472-0666  FAX : 047-479-5661