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プレスリリース 発行No.491 平成26年2月17日

東邦大学理学部野生生物保全研究センター設立記念シンポジウム
兼 理学部生物学科 長谷川博 教授 退職記念講演
『希少鳥類の未来を考える』

2014年3月8日(土) 東邦大学習志野キャンパスにおいて、東邦大学理学部野生生物保全研究センター設立記念シンポジウム『希少鳥類の未来を考える』を開催します。このシンポジウムは、今年度をもって定年退職される長谷川博 教授(理学部生物学科)の退職記念講演も兼ねております。

  アホウドリの劇的な復活に貢献した東邦大学理学部長谷川博教授が今年度をもって定年退職を迎えます。長谷川教授をはじめ、長年にわたり東邦大学理学部に蓄積されてきた生態系や生物多様性保全のための知識や技術を継承していくため、東邦大学理学部では現在 野生生物保全研究センター(CWCS:Center for Wildlife Conservation Studies)の設立を準備しています。CWCS設立を記して開催する今回のシンポジウムでは、長谷川教授が長年にわたって取り組んできた希少鳥類の保全研究に焦点を当てます。長谷川教授自身が退職記念講演を行うと共に、現在も希少鳥類の保全研究に従事している東邦大学の同窓生が、それぞれの対象種の抱える問題とその保全生態学的活動について発表します。

東邦大学理学部野生生物保全研究センター設立記念シンポジウム 兼 理学部生物学科 長谷川博 教授 退職記念講演『希少鳥類の未来を考える』

【日 時】2014年3月8日(土) 13:00~17:15
【場 所】東邦大学習志野キャンパス (千葉県船橋市三山2-2-1)
薬学部C館 101講義室  ※最大収容人数500人
【その他】事前申込不要、参加費無料

<主なプログラム>
◆はじめに 「東邦大学での生態学研究の歴史と野生生物保全研究センター設立の意義」
長谷川 雅美 (東邦大学理学部生物学科 教授)

◆第1部〔13:15~〕 : 野生個体群の減少を食い止める
「飛べない鳥、ヤンバルクイナの保全」 
尾崎 清明 (公益財団法人 山階鳥類研究所 副所長)
「日本に生息するライチョウの現状と保護の展望」
小林 篤 (東邦大学大学院理学研究科生物学専攻 博士後期課程)

◆第2部〔14:35~〕 : 鳥類の保全と地域の関わり
「今タンチョウに起きていること」 
百瀬 邦和 (NPO法人 タンチョウ保護研究グループ 理事長)
「コウノトリの野生復帰に向けて -"つながり"を運ぶコウノトリ-」
武田 広子(株式会社 野田自然共生ファーム)

◆第3部〔15:55~〕 : 絶滅危惧種の回復成功例のモデルケース
〈退職記念講演〉 「アホウドリからオキノタユウヘ」
長谷川 博 (東邦大学理学部生物学科 教授)

シンポジウム終了後に長谷川博教授退職記念パーティーを行います。
 〔要 事前申込、会費 5000円〕
参加ご希望の方は、理学部生物学科ウェブサイトよりお申し込みください。

【イベントに関するお問い合わせ先】
東邦大学理学部生物学科地理生態学研究室
TEL:047-472-1162
E-Mail:toho.cwcs@gmail.com

【お問い合わせ先】
東邦大学 経営企画部 広報担当 森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
E-mail: press@toho-u.ac.jp
TEL/FAX:047-494-8571