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プレスリリース 発行No.339 平成24年5月7日

東邦大学医療センター佐倉病院市民公開講座
「高度肥満」
~家族や社会の理解とチーム医療で笑顔を取り戻そう~

東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消 する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の方に向けた公開講座を毎月開催しています。5月は、「高度肥満」をメインテーマに、本院の医師および管理栄養士の計3名が講演を行います。
 肥満とは、単なる努力不足によって太ることではなく、自分ではコントロールすることが難しい「病気」でもあります。とくに肥満が高度な人ほど重症で、放っておくと命にかかわるような合併症を引き起こすこともあります。
 本院の肥満治療チームは国内随一のレベルを誇り、とくに肥満外科治療ではたくさんの笑顔を取り戻してきました。家族や社会から正しい理解を得るためにも重要な「チーム医療」の必要性を、様々な観点からお伝えします。
東邦大学医療センター佐倉病院市民公開講座
高度肥満
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■日 時:2012年5月26日(土)
      14:00~16:00(開場13:30)
■場 所:東邦大学医療センター 佐倉病院
      7階 講堂
■定 員:200名
■その他:予約不要、受講料無料
      駐車場無料対応

講演内容

【はじめに】 肥満は怖い「病気」です ~チーム医療の必要性について~

【講演1】 無理なく続けられる食事療法~フォーミュラ食を中心に~

鈴木 和枝 東邦大学医療センター佐倉病院 管理栄養士

内科、外科治療に関わらず、肥満の食事療法の基本は、①カロリー(特に糖質)を制限し、②必要十分なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを摂取し、③長期間続けること、です。明日からでもすぐに始められる、「フォーミュラ食1パック法」を中心にお話しします。

【講演2】 肥満外科治療の適応と有効性~外科医の立場から~

大城 崇司 東邦大学医療センター佐倉病院 外科 助教

 「肥満症」は本人の努力だけで解消できる単純な病気ではありません。当院では内科治療、メンタル療法、栄養・運動療法に加え、「減量手術」という歴史と実績のある外科治療も行っています。我々のチームが提供する「よりよく生きる」ためのきっかけ作りについてお話しします。

【講演3】 高度肥満治療における家族や医療の役割 ~孤独から自立へ~

齋木 厚人 東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター 講師

肥満外科治療によって体も容姿も劇的に変化します。しかし「食べる」という行為は人の心や生活に深く根付いているため、術後の「心」のサポートはとても大切です。肥満の方が自立的で前向きな人生を獲得するための、家族や医療の役割をお話します。

【共催】東邦大学医療センター佐倉病院 田辺三菱製薬株式会社 【後援】印旛市郡医師会 佐倉地区医師会 佐倉市

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター 佐倉病院 事務部総務課
〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1  TEL:043-462-8811(代表)
公開講座URL :  http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/23698/020950.html
 ※「佐倉病院 公開講座」で検索してください