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プレスリリース 発行No.385 平成24年10月12日

東邦大学医療センター佐倉病院市民公開講座
漢方治療でできること
~いま見直されている先人の知恵~

東邦大学医療センター佐倉病院(千葉県佐倉市)では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、一般の方に向けた公開講座を毎月開催しています。10月は「漢方治療」をメインテーマに、専門医3名が講演を行います。
 漢方は一人ひとりの体質にあわせて処方するオーダーメイドの治療法です。西洋医学的病名がつかない症状などの場合に、漢方薬は劇的な効果を示すことがあります。また、ご高齢の方や女性は複数の症状を抱えている場合が多いものですが、ひとつの漢方薬でそれらが改善することもあります。健康を保つ漢方と養生について解説します。

漢方治療でできること

漢方治療でできること

■日 時:2012年10月27日(土)
    14:00~16:00(開場13:30)
■場 所:東邦大学医療センター佐倉病院7階講堂
■定 員:200名
■その他:予約不要、受講料無料、
     駐車場無料対応

講演内容

はじめに

吉田 正己 東邦大学医療センター佐倉病院 皮膚科(漢方科)教授

講演1 「内科診療における漢方治療の有効例」

大平 征宏
東邦大学医療センター佐倉病院内科(漢方科) 助教
 医学の発展に伴い、かつては治療困難であった病気も改善がみられるようになっています。しかし、それでもまだ治療困難な病気が数多く存在します。本院内科で治療に難渋した肥満症および潰瘍性大腸炎に漢方治療を併用し、改善した症例をお話し説明します。

講演2 「女性の健康と漢方」

柳堀 厚
露仙堂クリニック 院長東邦大学医療センター佐倉病院 産婦人科 客員講師
 女性の健康には月経やホルモンの影響があります。また「冷え症」は多くの女性の悩みのひとつです。そこには東洋医学的な『気』『血』『水』の考え方が深く関与しています。漢方では女性の健康をどう捉え治療しているのかをお話しします。

講演3 「『養生訓』に学ぶ」

秋葉 哲
あきば伝統医学クリニック 院長東邦大学医学部  客員教授

 漢方薬で病気を治療する場合に大切なのが養生です。医学の進んだ現代に養生なんて時代錯誤と思われるかもしれません。しかし江戸時代の貝原益軒の『養生訓』を読むと、現代に通じる養生の必要性を実感できます。同書の教えをお伝えします。

【共催】東邦大学医療センター佐倉病院 株式会社ツムラ 
【後援】印旛市郡医師会 佐倉地区医師会 佐倉市

【お問い合わせ先】
東邦大学医療センター佐倉病院 事務部総務課
〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1  TEL:043-462-8811(代表)
公開講座URL :  http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/23698/022799.html
 ※「佐倉病院 公開講座」で検索してください