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プレスリリース 発行No.334 平成24年5月2日

第53回 東邦大学薬学部 公開講座
『薬の開発物語』
—アルツハイマー病治療薬について— 

東邦大学習志野キャンパス(船橋市三山)では、第53回東邦大学薬学部公開講座を次のとおり開催します。

 本学薬学部では、一般の方に「薬と健康の知識」をわかりやすく伝えることを目的に、1985年から定期的に公開講座を開催しています。
 5月19日(土)に開催する第53回目のテーマは、『「薬の開発物語」—アルツハイマー病治療薬について—』です。今回は国内外ともにナンバーワンのシェアを誇るアルツハイマー型認知症治療剤『アリセプト』の開発を担当された杉本八郎 同志社大学大学院客員教授を招いてお話を伺うほか、本学薬学部および医学部教授が医薬品の開発や認知症の予防・治療などについて解説します。
第53回 東邦大学薬学部 公開講座

■日 時 :5月19日(土) 
     13:30~16:30(開場12:30)

■会 場 :東邦大学 習志野キャンパス
     薬学部C-101講義室

■その他 :定員500名、無料(申込不要)
      ※ 手話通訳付き

講師・講演内容

講演1 「化学と薬」—医薬品の開発における化学の役割—

横山 祐作 東邦大学薬学部 薬品製造学教室教授
新しい薬(新薬)は、どのように開発されているのでしょうか。当然のことですが、新薬の開発は他の新製品以上に極めて慎重に行われています。新薬とは何か、そして薬の開発における化学の役割とは何かについて、わかりやすく解説します。

講演2  「アリセプト開発秘話—そしてアルツハイマー病にならないために—」

杉本 八郎  同志社大学大学院 生命医科学研究科客員教授
アルツハイマー型認知症の進行を抑制する治療薬『アリセプト』は、日本国外でも8割以上の市場占有率を誇るまでに成長しました。『アリセプト』開発のプロセスや、新薬開発のために日々尽力している現場のさまざまなエピソードなどをお伝えします。

講演3  「認知症の早期発見・早期治療」

水野 雅文 東邦大学医学部 精神神経医学講座教授
超高齢社会において認知症は身近な病気です。しかし初期の段階で治療すれば進行を遅らせることは可能です。物忘れしやすいのが加齢のせいなのか認知症によるものなのかを区別し、早めの受診につなげましょう。認知症の早期発見のポイントを解説します。

【お問い合わせ先】
東邦大学 習志野学事部 入試広報課     
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL : 047-472-0666   FAX : 047-479-5661
E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp 
※詳細は薬学部公開講座ウェブサイト